読み物/周年災害/資料


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「みやぎの3.11」完成・公開

 宮城県は、2019年度(令和元年度)から22年度にかけて実施した「東日本大震災復興検証事業」において、震災の復旧・復興事業に携わった職員及び関係者へのインタビュー調査を行うとともに、テーマごとにとりまとめた冊子『みやぎの3.11〜「現場編」・「回顧編」』を先ごろ完成させ、去る4月21日に公開した……もっと見る


あれから12年 原発とトランスサイエンス

 2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(M9.0)とそれに伴う津波により、東京電力福島第一原子力発電所で原子力事故が発生した。この地震による災害と原発事故は同年4月1日、閣議で「東日本大震災」と命名される。
 東電福島原発事故は、1986年4月のチェルノブイリ原子力発電所事故以来、最も深刻な原子力事故となり、国際原子力事象評価尺度(INES)の7段階レベルで最悪レベルの7(深刻な事故)に引き上げられた。今日までレベル7に分類されている事故は、チェルノブイリ原子力発電所事故と、福島第一原子力発電所事故の2つのみだ……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第65回】
広島県「牡蠣飯」

 広島県は中国地方の中央に位置し、瀬戸内海沿岸部は年平均気温が15度前後と温暖な気候で年平均降水量は約1000mmなのに対し、山間地帯は10度前後と寒く、降水量は約2000mm以上と雨が多いのが特徴です。
 県の72%が林野面積となっており、山間部の地質は花崗岩・花崗班岩が主になっています。花崗岩は風化が進むと砂質土状の「まさ土」となり脆く崩れやすくなることで知られていますが、県内ではすでに「まさ土」となっている箇所も少なくありません……もっと見る


2019年(令和元年)10月の周年災害

【目 次】 ・江戸城茶坊主衆&#123…もっと見る

2020年(令和2年)10月の周年災害

【目 次】 ・貞観2年京師・近&#30…もっと見る

10月の周年災害・追補版(5)-江戸時代、明治時代-

【目 次】 ・江戸城、本丸に&#274…もっと見る


阪神・淡路大震災27年
 映像で語り継ぐ大震災の教訓

 2022年1月17日、阪神淡路大震災から27年を迎える。ドキュメンタリー映画専門の動画配信サービス「アジアンドキュメンタリーズ」(東京都港区)は、朝日放送テレビ株式会社と連携し、阪神淡路大震災の記憶を風化させることなく、「未来への教訓」として後世へ受け継ぐため、朝日放送テレビ制作のドキュメンタリー『阪神淡路大震災 激震の記録 2020年版』全8本と、新たに制作された解説動画を1月14日から無料配信する……もっと見る


「インパクト予報」――
被害予想の可視化で
備え・避難を後押し

 近年、集中豪雨や台風等による被害が相次いで発生、また雨の降り方が局地化、集中化、激甚化していることから、気象庁は「『新たなステージ』に対応した防災気象情報と観測・予測技術」の改善に取り組むこととし、その基本的方向性として、「社会に大きな影響を与える現象について、可能性が高くなくとも発生のおそれを積極的に伝える」、「危険度や切迫度をわかりやすく情報を提供していく」と、2つ柱を打ち出している……もっと見る


私たちはいつまで
危険な場所に住み続けるのか

 株式会社日経BP(東京都港区)が、書籍『私たちはいつまで危険な場所に住み続けるのか』を発行した。そのサブタイトルには「自然災害が突き付けるニッポンの超難問」とある。こうしたタイトルは刺激的ではあるが、むしろ“覚醒的”と言っていいだろう。
 本紙もこれまで、災害リスクのある地域での都市化・人口増を問題視してきたが、防災白書冒頭に記載されているように、もともと、日本は台風、豪雨、豪雪、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などによる災害が発生しやすい国土であり、日本の立地そのものが“いつでも危険となり得る場所”であることは言うまでもない……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第58回】
奈良県「奈良茶飯」

 奈良県は大阪府、京都府、三重県、和歌山県に囲まれた内陸の土地で、海には面していません。北部は500~600mの低い山地が奈良盆地を囲み、大和川が流れています。南部には吉野山近くの吉野川(紀の川)や十津川が流れ、中央付近から南部にかけて1000m~1900mの高山地帯として険しい山々が連なり、ニホンカモシカやツキノワグマが生息しています。
 古墳時代(300~592年頃)、飛鳥時代(592年~710年)、奈良時代(710年~794年)に中央政府が置かれていた奈良には古墳群が数多く発見されています……もっと見る


在宅避難に特化
『在宅避難生活のススメ』

 株式会社プラネックス(東京都墨田区)が7月1日「国民安全の日」を期して、『「在宅避難生活のススメ」家族を守る・・・さとう家の場合』の販売を開始した。
 プラネックスは創業から30年以上にわたり、住宅建築現場の労働災害防止をメインに安全教育教材の制作・販売に携わってきた。同社社長・川内一毅さんは、住宅企業が耐震性の高い安全な家を建てても、居住者の「住まい方」ひとつで大規模災害時に家具の転倒や火災などで生死を分けてしまう現状に、今後は居住者の安全もサポートしたいと考えた……もっと見る


自主防災、防災士も
「防災用語ウェブサイト」の活用を

 今年も7月に入って静岡県熱海市などで大きな水害・土砂災害が起こった。大雨特別警報級の豪雨がここ数年、7月上旬に連続して起きている。なぜ7月に豪雨災害が起こるかについて、近年の災害例では、積乱雲が次々とできて帯状に連なって大雨をもたらす「線状降水帯」が発生したことが要因として指摘されている。
 局地的な集中豪雨をもたらす「線状降水帯」については1990年代から専門家によって観測・確認されていたが、近年、これが頻繁に発生して大きな災害を引き起こしたことから報道メディアも注目するようになり、その結果、一般にも気象用語として浸透してきた……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第57回】
奈良県「蛸(タコ)もみうり」

 奈良県は大阪府、京都府、三重県、和歌山県に囲まれた内陸の土地で、海には面していません。北部は500~600mの低い山地が奈良盆地を囲み、大和川が流れています。南部には吉野山近くの吉野川(紀の川)や十津川が流れ、中央付近から南部にかけて1000m~1900mの高山地帯として険しい山々が連なり、ニホンカモシカやツキノワグマが生息しています。
 古墳時代(300~592年頃)、飛鳥時代(592年~710年)、奈良時代(710年~794年)に中央政府が置かれていた奈良には古墳群が数多く発見されています……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第56回】
千葉県「イワシのだんご汁」

 「日本三大暴れ川」の一つ利根川が流れる千葉県では、氾濫により過去にたびたび洪水が発生しています。中でも明治43年(1910年)8月の「明治43年関東大水害(庚戌 かのえいぬの大洪水)」は、明治最大の被害をもたらした大洪水として知られています。
 関東地方は梅雨前線の通過にともない8月5日から激しい降雨となり、翌日には利根川と江戸川が増水しました……もっと見る


雲仙普賢岳噴火災害から30年
「防災登山」は続く

 長崎県雲仙普賢岳で発生した1991年6月3日大火砕流災害(死者40人・不明者3人)から30年。2日夜に雲仙岳災害記念館前で犠牲者を悼むキャンドル1千個が灯され、3日には島原市主催の犠牲者追悼式が開かれた。遺族は自衛隊のヘリコプターで上空から慰霊した。
 これに先立つ3月22日、掘り出された車両3台などが保存展示され、災害遺構として整備された……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第55回】
千葉県「落花生味噌」

 千葉県の過去に起こった自然災害の中で、今回は大きな地震を2つ取りあげます。
 まずは元禄16年(1703年)11月23日午前0時頃に発生した「元禄地震」です。マグニチュード(以下、M)7.9~8.2の巨大地震で駿河・伊豆、甲府領、小田原藩、房総半島、江戸府内、諸国の合計死者数は1万367人、うち房総半島は6534人という記録が残っています。古文書の記録から最大震度7の地震だったと推測されています。
 地震直後には現在の銚子市、九十九里沿岸、南房総市、館山市、鋸南町に津波が襲来し……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第54回】
山形県「納豆汁」

 山形県と秋田県の県境に位置する鳥海山は、山頂に雪が降り積もる姿が富士山に似ていることから別名「出羽富士」と呼ばれています。標高2236mの眼下に広がる素晴らしい眺望と山並みは、さすが「百名山」の美しさです。春には雪解け水が山を下り田畑を潤し、人々に多くの恵みを与えてきました。4月は水芭蕉やスミレサイシン、5月はムラサキヤシマオツツジやミネザクラ、シラネアオイなどの可憐な花が咲き、登山の人々の目を楽しませてくれます……もっと見る


「やんば天明泥流ミュージアム」オープン

 八ッ場(やんば)ダムが運用を始めてから去る4月1日で1年。これに合わせるように、その水没地域の発掘調査の成果と、1783(天明3)年の浅間山大噴火で起こった「天明泥流」で埋もれた村落の出土品を展示する博物館「やんば天明泥流ミュージアム」(群馬県吾妻郡長野原町 林)が、4月3日オープンした……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第53回】
山形県「玉こんにゃくの煮物」

 今回は東北に甚大な被害をもたらした「東日本大震災」と、山形県の被災状況について取り上げます。2011年(平成23年)3月11日14時46分、三陸沖を震源にしたマグニチュード9.0、最大震度7の「東北地方太平洋沖地震」が発生しました。この地震は国内の観測史上最大級の規模となり、震度5強以上を記録した地域は以下のようになりました……もっと見る


「防災教育と災害伝承の日」制定
今村氏らが賛同者募集

 東北大災害科学国際研究所の今村文彦所長が代表・呼びかけ人となって、東日本大震災が発生した3月11日を「防災教育と災害伝承の日」に制定しようと、賛同者の募集を始めている。呼び掛け人は今村氏のほか、戸田芳雄・日本安全教育学会理事長、河田恵昭・人と防災未来センター長、林 春男・防災教育チャレンジプラン実行委員会委員長、平田 直・防災教育普及協会会長、松浦律子・歴史地震研究会会長。2022年3月11日からの政府制定をめざして働きかけていく……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第52回】 兵庫県「明石焼」

 わが国で最も注視されている地震で兵庫県にも大きな影響を与えるのが南海トラフ巨大地震です。30年以内の発生確率が70~80%、地震規模はマグニチュード(以下、M)8~9クラスが想定されています。巨大地震となる可能性が非常に高いため、事前に被害を具体化させて対策を強化しなければなりません。内閣総理大臣を長として内閣府に事務局を置く「中央防災会議」の下に、2012年(平成24年)、「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」が設置されました……もっと見る


2021年(令和3年)3月の周年災害
(10年前の大災害特集)
東日本大震災

 2011年(平成23年)3月11日14時46分ごろ、三陸沖、牡鹿半島東南東130km付近、深さ24kmを震源とするマグニチュード(M)9.0の超巨大地震が発生した。東北地方太平洋沖地震と名付けられ、東日本大震災を引き起こす。
 この地震は、これまで国内史上最大規模と記録されている1896年(明治29年)6月、明治三陸地震の8.5を遙かにしのぐかつてない規模の地震で、宮城県栗原市の震度7をはじめ宮城県、福島県、茨城県の各地に震度6強の揺れをもたらし、岩手、宮城、福島、茨城各県太平洋沿岸部、長さ約500kmにわたり巨大津波が襲いかかった……もっと見る


2021年(令和3年)3月の周年災害
(10年前の大災害特集)
東京電力福島第一発電所 事故

 14時46分ごろ、マグニチュード9.0という国内史上最大規模の超巨大地震“東北地方太平洋沖地震”が、牡鹿半島東南東130km付近の三陸沖深さ24kmを震源として発生した。
 東京電力福島第一原子力発電所の1号機から4号機原子炉が建ち並んでいる大熊町には震度6強の強い揺れが襲ったが、揺れと同時に1号機から3号機各原子炉は自動的に緊急停止、外部からの電源は停電で失われたが非常用発電機が直ちに起動、それぞれの原子炉内では冷却装置が動き出した。しかし……もっと見る


現代用語の基礎知識
『別冊 3.11から10年の日本列島』 発売

 「新語・流行語大賞」のことばの選定元としても知られる自由国民社の『現代用語の基礎知識』が、3.11からの10年間『現代用語の基礎知識』に収録されてきた重要語句をまとめた特別編『別冊 3.11から10年の日本列島』を刊行した。用語の解説はもちろん、特集記事や対談などを厳選して掲載、この10年の社会の動きが分かる1冊……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第51回】 兵庫県「ばち汁」

 1995年(平成7年)1月17日早朝5時46分、歴史的大地震が発生しました。兵庫県淡路島北部を震源とする「兵庫県南部地震」です。マグニチュード(以下、M)7.3、最大震度は当初6と発表されましたが、その後震度7と訂正されました。これは当時の震度階級0~7(8段階)のうち震度6までは計測震度計で観測が可能でしたが、震度7は現地調査をしなければならず判定に時間を要したためです……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第50回】 佐賀県「ゆでだご」

 佐賀県は地理的に台風の影響を受けやすく、一級河川の筑後川やその支流の氾濫も発生しやすいため歴史的には水害対策を防災上の重要なポイントとして捉えてきました。他方で地震による被害は少なく、大きな地震もあまり発生していません。しかし近年、九州地方での地震が相次ぎ、県でも耐震化を始めとする地震への防災対策を強化しています……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第49回】 佐賀県「イカのかけ和え」

 今回ご紹介する佐賀県は福岡県と長崎県に挟まれた10市10町を有する穏やかな気候の県です。佐賀県ホームページ(以下、HP)の「佐賀県の紹介」にもあるように朝鮮半島まで200㎞と近く、昔から大陸の文化が流れ込んでくる地域でした。県鳥はカササギで別名カチガラスと呼ばれ、天然記念物に指定されています。一説には豊臣秀吉の文禄・慶長の役で朝鮮に出兵した鍋島藩主が「カチ・カチ・カチ」と鳴くこの鳥を見て縁起が良いと持ち帰り、保護したのが始まりと言われています……もっと見る


【 新刊 】日経BP社
『水害列島日本の挑戦』

 2018年の西日本豪雨、19年の房総半島台風、東日本台風、そして20年に九州を中心に襲った7月豪雨――本紙は機会あるごとに、ここ十年ほど毎年起こる大規模水害の年次リストを紹介してきた。言うまでもなく、気象災害の激甚化は極めて深刻な問題となっている。こうした事象が、「地球の温暖化傾向」の影響を受けているらしいことは、「地球温暖化」説をしぶとく否定する一部研究者にとっても否定できないだろう……もっと見る


【 新刊 】片田敏孝・著
『 人に寄り添う防災』

 片田敏孝・著『人に寄り添う防災』が集英社新書として2020年9月17日に発行されている。台風、大雨、津波――生死を分ける緊急時にあなたは「主体的に」避難できるか? 最後は「あなた」の判断――本書は、3・11の“釜石の奇跡”で知られる著者が問う、画期的な防災論として話題になっている……もっと見る


パナソニック「災害カレンダー」と
防災情報新聞『日本の災害・防災 年表』

 パナソニックは2016年、日々の防災意識を啓発するプロジェクト「毎日が、備える日。」を立ち上げ、推進している。同プロジェクト公式サイトでは、過去の大規模災害発生日が分かる4月始まりのカレンダー「365日 災害カレンダー」を公開しており、誰でもダウンロードできるが、壁に貼りだすには大きすぎ(文字が小さすぎ)のようだ……もっと見る


4月の周年災害・追補版(5) -江戸時代-

・京都治承2年の大火「次郎焼亡」公設スーパー東市を含む東西繁華街焼失[改訂]……もっと見る


2020年(令和2年)4月の周年災害

・富士山延暦の噴火、足柄道が噴石のためにふさがり新たに箱根道開通(1220年前)[再録]……もっと見る


2019年(平成31年、令和元年)4月の周年災害

・正嘉から正元へ改元、大飢饉と大地震による-改元頻度が多い鎌倉時代・安貞から寛喜へ改元、京と鎌倉に暴風被害(790年前)[改訂]……もっと見る


2020年(令和2年)3月の周年災害

【目 次】 ・那須岳応永17年の噴火、2年前の水蒸気爆発に始まりマグマ噴火へ、180余の人名が犠牲に(610年…もっと見る


3月の周年災害・追補版(4) -江戸時代~明治時代 -

【目 次】 ・江戸町奉行、火事場泥棒対策で「覚」出す-その後も禁止令出すが効果なく、 後年、町単位での防犯、防…もっと見る


2019年(平成31年、令和元年)3月の周年災害

【目 次】 ・暦仁から延応へ改元、わずか2か月半で改元と最短記録更新。御成敗式目の人身売買禁止令が天変?  (…もっと見る


防災福祉先進国
スイスに学べ

 著者は武蔵野大学名誉教授で、専門は社会保障・地域福祉・防災福祉。同書のキャッチコピーには「スイスの危機管理に学ぼう、核シェルターで半年間、在宅避難」とあり、コロナ・ショック、首都直下・南海トラフ地震の脅威にさらされる日本での防災福祉コミュニティづくりの道すじを示すとしている。
 スイスの災害対策と言ってもピンと来ないかもしれない……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第48回】 石川県「いしる鍋」

文・料理:大塚 環(本紙特約ライター/防災士)

 石川県の白山を源流として日本海へ流れる手取川(一級河川)は、幹川流路延長が72㎞、流域面積が809平方㎞の県最大の河川です(国土交通省ホームページ、以下HP「北陸の一級河川」参照)。手取川が運んだ土砂はやがて加賀平野に1万7000ha(ヘクタール)もの広大な手取川扇状地を作り出しました……


1月の周年災害・追補版(4)

「周年災害」は2005年1月から掲載を開始しましたので、2014年12月でちょうど10年となりました。しかし災害は終わってはいません。そこで次の10年をめざして2015年1月から連載を続けております……もっと見る


2020年(令和2年)1月の周年災害

「周年災害」は2005年1月から掲載を開始し、10年単位で過去の大災害や特異災害、防災関連の施策などを記事化してご紹介しております……もっと見る


2019年(平成31年/令和元年)2月の周年災害

「周年災害」は2005年1月から掲載を開始し、10年単位で過去の大災害や特異災害、防災関連の施策などを記事化してご紹介しております……もっと見る


2019年(平成31年、令和元年)1月の周年災害

「周年災害」は2005年1月から掲載を開始し、10年単位で過去の大災害や特異災害、防災関連の施策などを記事化してご紹介しております……もっと見る


12月の周年災害・追補版(4)

「周年災害」は2005年1月から掲載を開始しましたので、2014年12月でちょうど10年となりました。しかし災害は終わってはいません。そこで次の10年をめざして2015年1月から連載を続けております……もっと見る


2018年(平成30年)12月の周年災害

 「周年災害」は2005年1月から掲載を開始し、10年単位で過去の大災害や特異災害、防災関連の施策などを記事化してご紹介しております……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第47回】 石川県「なすのオランダ煮」

Photo by くにろく

文・料理大塚 環本紙特約ライター防災士

 石川県は4,186.05平方㎞の面積を持ち、金沢市を含む11市8町から成っています。県で最も高い山、白山(標高2702m)には日本最大級の猛禽類で県鳥でもあるイヌワシが生息し、白山を中心とする白山国立公園は石川、福井、岐阜、富山の4県にまたがり2000m級の山々が連なる雄大な山岳自然公園です……


〈 復興わがまちご当地ごはん! 〉
【第46回】 徳島県「いも餅」

Photo by くにろく

文・料理:大塚 環(本紙特約ライター/防災士)

 徳島県は台風の影響を受けやすく、南国の高温多雨な気候もあり昔から風水害が繰り返し発生しています。徳島県と徳島地方気象台が古文書や気象台の資料などを基に作成した「徳島県自然災害誌」によれば、長雨の記録は「続日本紀」(国立公文書館ホームページ、以下HP参照)に書かれた704年(慶雲元年)の邦暦4月27日(西暦6月5日) 「阿波等4国苗損ず 並びににぎわし救う」まで遡ることができます……


防災士の新刊 『そのとき、どうする? ―ただちに命を守るとっさの行動マニュアル―』

 NPO法人日本防災士機構理事でNPO法人日本防災士会常任理事・事務局長の甘中(かんなか)繁雄さんが監修する『そのとき、どうする?―ただちに命を守るとっさの行動マニュアル―』を株式会社大和書房(東京都文京区)が去る2月22日に発刊、ただいま好評発売中だ……もっと見る


〈 復興わがまちご当地ごはん! 〉
【第45回】 徳島県「かきまぜ」

Photo by くにろく

文・料理:大塚 環(本紙特約ライター/防災士)

 山並みが雄大に広がる徳島県には、西日本でも2番目に高い剣山(つるぎさん 標高1955m)がそびえ立っています。ハイキング用の緩やかな初心者向けコースや、山岳信仰の霊山ならではの修行用の難所「行場」を歩くコースなど登山レベルに応じて整備されています……


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第44回】 島根県「出雲そば」

Photo by くにろく

文・料理:大塚 環(本紙特約ライター/防災士)

 島根県では梅雨前線がもたらす豪雨によって過去に大きな水害が複数回発生しています。特に被害が甚大だったのは「昭和47年7月豪雨」と「昭和58年7月豪雨」です。昭和47年(1972年)7月豪雨は、島根県はもとより日本全国で河川氾濫や土砂災害が相次ぎ、全国の犠牲者数は421名、行方不明者26名、負傷者1056名と各地に大きな爪痕を残しました……


2020年(令和2年)2月の周年災害

 「周年災害」は2005年1月から掲載を開始し、10年単位で過去の大災害や特異災害、防災関連の施策などを記事化してご紹介しております。そこで、① 記事化して各10年後に再度ご紹介する場合、見出しの変更程度か内容に大きな変更のない場合は、訂正のないものも含め[再録]と表示します。② 内容が新しい情報に基づき訂正された場合は、目次と本文見出しの後に[改訂]、出典資料が改訂または変更になった場合は、資料紹介の後に[改訂]、追加の場合は[追加]と表示します。③ 新規に追加した記事は、掲載月より10年前の災害などを除き[追補]と表示します。また、書き残されている大災害や防災施策などについては“追補版”として掲載月と同じ月のものを選び、基本的には発生の古い災害等の順に補足記事化しております……もっと見る


2月の周年災害・追補版(4)

 「周年災害」は2005年1月から掲載を開始しましたので、2014年12月でちょうど10年となりました。しかし災害は終わってはいません。そこで次の10年をめざして2015年1月から連載を続けております……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第43回】 島根県「シジミ汁」

Photo by くにろく

文・料理:大塚 環(本紙特約ライター/防災士)                     

 日本最古の和歌「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を」の舞台は出雲、つまり現在の島根県です。この歌は、その昔、出雲の山に降り立った須佐之男命(すさのおのみこと)が美しい櫛名田比売(くしなだひめ)を救うため8つの頭を持つ怪物ヤマタノオロチを退治し、櫛名田比売を妻に迎えて出雲の須賀に住居を作る際に読んだとされています……


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉
【第42回】 長野県「野沢菜の油炒め」

Photo by くにろく

文・料理:大塚 環(本紙特約ライター/防災士)

 信州善光寺は日本最古の仏像と伝えられる一光三尊阿弥陀如来をご本尊とし、642年の創建以来約1400年の歴史を刻み、今もなお年間600万人が訪れる長野県を代表する寺院です(善光寺のホームページ、以下、HP参照)。
 1847年(弘化4年)5月8日、この年は7年に一度の御開帳の時期に当り、どの宿も満員で7000~8000人が宿泊していました……


Nスペ「体感 首都直下地震ウイーク」ガイド

 想定される首都直下地震が発生。東京は、日本は、どうなってしまうのか……NHKが“総力をあげて”放送する「体感 首都直下地震ウイーク」が12月1日から始まる。
 NHKスペシャル計7本を集中編成するだけではなく、各時間帯のニュースや「あさイチ」「ごごナマ」などの番組も参加、デジタルサービス、イベント展開を交えながら、M7.3の大地震に襲われた首都の姿を体感し、防災・減災の必要性を「自分ごと」としてとらえてもらうことをめざすという……


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉 【第41回】 長野県「おやき」

 ご無沙汰しております、大塚環です。今年の7月7日のご当地ごはん「第40回 沖縄県 ヒラヤーチー」以来、5カ月ぶりの連載復活です! 事情により一時休載もあり得ますが、基本的に毎月7日に掲載いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。ご意見、ご感想などもお待ちしております〜。

 南鳥島近海で10月6日に発生した台風第19号(以下、19号)は、12日19時頃に日本の伊豆半島に上陸しました。6日の発生時は996 hpa(ヘクトパスカル)でしたが、進路を西から北へと変えて8日には915 hpa、最大風速55m/sの猛烈な台風に発達し、日本上陸時でも945 hpa、最大風速40~45m/sの大型で強い勢力を保った台風でした……もっと見る


「小松左京音楽祭」11月30日に

 破格の想像力と、巧みな筆致、それらを支える細かなディテールとリアリティ。『日本沈没』の小松左京の世界観は、“国難”的な大規模災害が想定されるわが国で、いま改めて注目されている。『日本沈没』は1973年の上梓以来、ラジオ、映画、テレビとさまざまな形で作品化されてきた。先のBSプライム(テレビ番組)「深読み読書会」は「戦後最大の問題作?!」としてこれを取り上げたが、そのインパクトはストーリーや映像だけでなく、実は、音楽にも大きな魅力がある……もっと見る


マクロミルの災害・防災の意識調査

 ニュースリリース「PR TIMES」など情報配信サービスの株式会社マクロミル(東京都港区)は、9月1日「防災の日」と3月11日の「東日本大震災」発生日のそれぞれ約1カ月前に、生活者の災害や防災に対する意識調査を実施し、結果を発表している。このほど、第6回目となる「災害や防災に対する意識調査」結果を公表した……もっと見る


河北新報社による「大川小の悲劇」の検証 『止まった刻(とき)検証・大川小事故』

 東日本大震災の津波で、児童74人と教職員10人が犠牲になった「大川小の悲劇」を取材した河北新報社報道部の連載記事が『止まった刻(とき)検証・大川小事故』(岩波書店)として出版された。
 宮城県石巻市の大川小の児童は、津波発生から50分間近く校庭にとどまり、ようやく避難を始めた直後、津波にのまれた……もっと見る


広島市防災士ネットワーク  被災者の“声”を集めた『平成30年7月豪雨災害(広島県)体験談集』を刊行

 広島市防災士ネットワークが、公益社団法人砂防学会の協力を得て、「平成30年7月豪雨災害(広島県)体験談集」を今年(2019年)3月刊行した。
 このとりまとめにあたったのは同ネットワークを立ち上げた代表世話人・柳迫長三(やなぎさこ・ちょうそう)さんだ……もっと見る


土屋信行・著『水害列島』、7月19日発売!(文春新書)

 東京都庁で土木の専門家・水害対策の論客として広く知られ、現在は防災啓発の一人者と してマスメディア、講演、寄稿などで活躍する土屋信行氏。その土屋氏が、最新の知見・データを駆使して首都東京を襲う大水害への警告の書『水害列島』を上梓、7月19日に文春新書として発売される……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉 【第40回】 沖縄県「ヒラヤーチー」

 6月の当連載【 第39回 】 沖縄県「サーターアンダギー」では、一年で平均7.6個の台風が接近する沖縄地方の過去の台風災害をご紹介しました。ところが、台風を沖縄の人々が忌み嫌っているのかというと一概にそうとは言い切れません。大きな河川がなく、梅雨と台風の時に雨が集中する亜熱帯の地域にとって、台風は貴重な水をもたらしてくれる機会だからです……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉 【第39回】 沖縄県「サーターアンダギー」

 沖縄県は日本の南西端に位置し、沖縄諸島、先島諸島、大東諸島、尖閣諸島など約160の亜熱帯の島々からなる県です。1429年に中国や東南アジアの影響を受けて独特の文化を持つ琉球王国を築きますが、途中で薩摩藩の支配があり日本の文化が流れ込みます。その後は廃藩置県による琉球藩の廃止と沖縄県の誕生、太平洋戦争後のアメリカ統治といった苦難の歴史をたどり、27年にわたる統治の後、1972年にふたたび日本に帰属しました……もっと見る


熊本地震4.16 あの日僕たちは〜LINEでつないだ避難所運営の記録 熊日出版・刊

 2016年、震度7という大規模な揺れが2度も発生した熊本地震。震源となった益城町に隣接する位置にある熊本県立大学もまたキャンパスや周辺地域は大変な揺れに襲われた。地震直後から大学には、学生だけでなく近隣住民など多くの人が避難してきたが、熊本市指定の避難所ではないため、受け入れるための設備や毛布、食料も何もなく、学内は混乱状態にあった……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉 【第38回】 埼玉県「いがまんじゅう」

 戦後の混乱期だった1947年(昭和22年)9月14日~15日、利根川流域の1都5県(東京、群馬、埼玉、栃木、茨城、千葉)を猛烈な雨を伴う台風が襲いました。有名な「カスリーン台風」です。全国で1100人の犠牲者が出たほか、家屋浸水30万3160戸、家屋の倒半壊3万1381戸と台風としては破格の被害規模となりました……もっと見る


復興わがまち ご当地ごはん! 〉 【第37回】 埼玉県「かて飯」

 埼玉県は緑豊かな奥秩父山地を西側に有し、中央部分は比企丘陵や吉見丘陵、東側と南側には武蔵野台地や中川低地が広がる西高東低の地形で、県の中央には秩父山地に源流を持つ荒川が流れています……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉 【第36回】 富山県「いかの黒作り」

 江戸時代、現在の富山県に当たる地域は富山藩と加賀藩の領地でした。富山県農林水産部農林水産企画課のHP「越中とやま食の王国」には参勤交代の時に加賀藩主が「いかの黒作り」を将軍家に献上したと書かれています……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉 【第35回】 富山県「ぶり大根」

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富山県のぶり大根

 3000m級の山々・立山連峰と日本一深い谷・黒部峡谷を有し、特別天然記念物の雷鳥が日本で最も多く棲む富山県。保安林率は77.7%と全国1位、植生自然度も本州1位とダイナミックな自然に恵まれ、立山・剱岳にある万年雪は2012年に日本初の「氷河」と認定されました(富山県ホームページ、以下HP 変化に富んだ自然と豊かな水他参照)。また雪深き里として知られる藁葺き屋根の五箇山合掌造り集落(南砺市)は世界文化遺産に登録され、世界中から観光客が訪れる人気の観光地となっています。豪雪地帯である富山県は昔から雪と共に生き、しばしば雪害に悩まされてきた地域なのです……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉 【第34回】 愛知県「鬼まんじゅう」

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愛知県の郷土料理「鬼まんじゅう」

 愛知県は日本の中央に位置し、人口748万4094人(2015年10月1日現在)と全国で第4位(東京、神奈川、大阪の次に多い)、中でも名古屋市は232万2250人(2018年12月1日現在)と中部地方最大の人口を誇る大都市です(名古屋市ホームページ、以下HP 「名古屋市の人口」参照)。また、トヨタ自動車など日本を代表する大企業があり、「ものづくり」が盛んな土地でもあります。今回は、そんな愛知の過去の災害の中から被害が大きい地震と風水害を取り上げます……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉 【第33回】 愛知県「味噌煮込みうどん」

文・料理:大塚 環(本紙特約ライター/防災士)
 宮城県沖を震源とした地震と津波をもたらした「東日本大震災」(2011年3月11日)は、広大な被害範囲と膨大な犠牲者数で日本や世界を震撼させた災害でした。この地震は国の同規模の地震被害想定をはるかに超え、多くの地方自治体が地震対策への見直しを迫られることとなりました……もっと見る


〈 復興わがまち ご当地ごはん! 〉 【第32回】 岡山県「アキアミと大根の煮付け」

文・料理:大塚 環(本紙特約ライター/防災士)
 岡山県は、国立公園2地域、国定公園1地域、県立自然公園7地域の合計10の自然公園が県面積の1割以上を占め、自然環境保護を積極的に行いながら野外学習やキャンプ場、歩道の整備といった自然とのふれあい・共生を目指しています……もっと見る


2018年11月の周年災害/日本の災害・防災年表(「周年災害」リンク集)

2018年11月の周年災害/日本の災害・防災年表(「周年災害」リンク集)……もっと見る


11月の周年災害・追補版(4)/日本の災害・防災年表(「周年災害」リンク集)

○読者の皆様へ 「周年災害」は2005年1月から掲載を開始しましたので、2014年12月でちょうど10年となり…もっと見る


10月の周年災害・追補版(4)/日本の災害・防災年表(「周年災害」リンク集)

10月の周年災害・追補版(4)/日本の災害・防災年表(「周年災害」リンク集)……もっと見る


2018年10月の周年災害/日本の災害・防災年表(「周年災害」リンク集)

○読者の皆様へ 「周年災害」は2005年1月から掲載を開始し、10年単位で過去の大災害や特異災害、防災関連の施…もっと見る


地盤ネット、東京の「いい地盤ランキング」発表

東京都区市町村 1位 国分寺市、2位 西多摩郡瑞穂町、3位 小平市 台地で高得点“災害の起きやすさ”は評価外 …もっと見る