私たちも防災士です。

 防災士研修センターは「防災士制度」発足以来、全国各地で年間80回以上の研修を実施し、自治体や企業。個人でご参加された多くの受講生から高い評価と信頼を頂いております。防災士研修受講修了者のうち、約半数の方が当センターの研修を受講されています……

image 「魔法のかまどごはん」防災炊飯体験案内より - 新聞紙でごはんが炊ける!

 本紙は昨年11月6日付けで「新聞紙で炊ける炊飯器 登場」のタイトルでタイガー魔法瓶が100周年記念モデルとして発売した『魔法のかまどごはん』を紹介した。『魔法のかまどごはん』は、被災後ライフライン復旧までの間に電気やガスを使わなくても、比較的手にしやすい新聞紙の一部さえあれば、簡単に「炊きたて」のごはんが食べられる製品……

P6 2 「防災喫煙所」を広報 560x298 - 球場内の喫煙所を<br>『防災喫煙所<br> イツモモシモステーション』に

『防災喫煙所』をご存知だろうか。近年、愛煙家にとってはまちなかで喫煙できる場所を探すのは困難で、“喫煙難民”という言葉もある。そんななか、駅の近くなど、いつも同じ場所にあって、人の目にとまりやすい喫煙所は、防災拠点にうってつけと考えたのは、日本たばこ産業株式会社(JT)だ……

 土木学会の土木計画学研究委員会は2022年度から「国土強靱化定量的脆弱性評価委員会」を設置し、首都直下地震や三大港湾の巨大高潮、全国の河川における巨大洪水が生じた場合にどれだけの経済被害を受けるのかを推計(「脆弱性評価」)、同時に、防災インフラ投資がどれほどの減災効果を持つのかを、最新データと技術を用いて「定量的」に評価・推計する研究を進めている……

 レジリエンスジャパン推進協議会が有事に備えた地下シェルターの在り方について検討することを目的として、「災害大国日本における有事に備えた地下シェルターに求められる性能・仕様の在り方検討ワーキンググループ」の第1回会議を開催した。自然災害時にも有効に機能することも検討する……

 能登半島地震で震度6強の揺れを観測した石川県七尾市で「私たちは能登半島地震でも医療を止めない」と、地震の影響を感じさせずに地域医療をフル稼働させたのが、社会医療法人財団董仙会・恵寿(けいじゅ)総合病院(神野正博理事長)だ。本館は「免震構造」で、被害を免れたという……

P3 2 耐震等級1・2・3の違い(長沼アーキテクツHPより) 560x200 - 「耐震等級」おさらい

 令和6年能登半島地震での住家(住宅)被害は、全壊7737棟、半壊1万2681棟(総務省消防庁 2月28日14:00現在)となっている。被害に遭った住宅の多くが古い木造住宅や旧耐震基準の建物で、地震の揺れの周期が木造住宅に大きな影響を与える1秒から2秒であったことから被害が拡大したようだ。そこで本項では住宅の耐震性能について“おさらい”する……

P6 1a 西武造園グループ「そなえパークの日」 560x319 - 西武造園『そなえパークの日』

 西武造園株式会社は、公園造園・管理に携わる西武グループ企業とともに管理運営を行う全国の都市公園などで、公園が緊急時に果たす役割や身の回りの備えを見直してもらうための取組みとして、本年3月に一斉防災イベント『そなえパークの日』を開催する……

 国土交通省では、同省が多く保有するデータと民間等のデータを連携し、フィジカル(現実)空間の事象をサイバー空間に再現する「デジタルツイン」(電子の双子)により、業務の効率化やスマートシティなどの国土交通省の施策の高度化、産学官連携によるイノベーションの創出をめざしている。具体的には……

P1a 徳島県 能登半島地震「被災者支援チーム(第17陣)」派遣 出発式の様子(徳島県HPより) 560x235 - 能登半島地震と<br>「対口(たいこう)支援」

 令和6年能登半島地震は、まさに“高齢過疎半島大震災”の様相を呈している。半島市町の脆弱性を突いた災害で、家屋耐震化や上下水道耐震化の遅れを突き、液状化・地盤の崩壊が救援路啓開を困難にし、さらには人手・物資不足が重なった。元日の発災から2カ月を経て、やっと全国からの官民支援の救援体制が本格化しつつある……

 障害児者と家族と地域と支援者をつなぐコミュニティとして活動するNPO法人輪母ネットワーク(大阪市)が、『障害のある人・配慮が必要な人と家族のための防災ワークブック』を電子書籍で発行した。これは、輪母ネットワークが2019年に発行した「防災ワークブック」に大幅に加筆修正を加え、最新の防災情報に合わせてリニューアルしたもの……