本紙は昨年11月6日付けで「新聞紙で炊ける炊飯器 登場」のタイトルでタイガー魔法瓶が100周年記念モデルとして発売した『魔法のかまどごはん』を紹介した。『魔法のかまどごはん』は、被災後ライフライン復旧までの間に電気やガスを使わなくても、比較的手にしやすい新聞紙の一部さえあれば、簡単に「炊きたて」のごはんが食べられる製品……

 西武造園株式会社は、公園造園・管理に携わる西武グループ企業とともに管理運営を行う全国の都市公園などで、公園が緊急時に果たす役割や身の回りの備えを見直してもらうための取組みとして、本年3月に一斉防災イベント『そなえパークの日』を開催する……

 障害児者と家族と地域と支援者をつなぐコミュニティとして活動するNPO法人輪母ネットワーク(大阪市)が、『障害のある人・配慮が必要な人と家族のための防災ワークブック』を電子書籍で発行した。これは、輪母ネットワークが2019年に発行した「防災ワークブック」に大幅に加筆修正を加え、最新の防災情報に合わせてリニューアルしたもの……


 総務省消防庁によると、地域防災の中核を担う全国の消防団員の数は1954年のおよそ202万人から年々減少し、2023年4月時点で76万人余りとなっている。こうしたなか、令和6年能登半島地震で、石川県輪島市や珠洲市で消防団員の活動が重要な役割を果たしたことが各種報道で伝えられている……

 「第2回 防災パーク@そねちか」(主催=認定NPO法人 日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)が去る11月25日・26日、曽根崎地下歩道(JR北新地駅直結、大阪府大阪市)で開催された。南海トラフ巨大地震や高潮災害を想定した防災啓発イベントとして今回が2回目で、一般市民が参加した。また、通りすがりの人が足を止めるシーンも散見された……


 日本防災士会千葉県支部(2021年3月設立。支部長:濱本武將、210名所属)が去る10月9日、千葉県ケーブルテレビ協議会(加盟5社)と「日本防災士会千葉県支部と千葉県ケーブルテレビ協議会の連携協力に関する協定」に調印した。同支部による放送メディアとの協定締結は千葉テレビ放送、NHK千葉放送局に続き3例目……

 「第3回 おっきなピクニック」(主催=ハロー!! 福祉)が去る11月4日、千里南公園野外ステージ(大阪府吹田市)で開催された。今回が3回目で親子連れも含めて約100人が参加した。「ハロー!! 福祉」(白川珠美代表)は“障がいのある人もない人も一緒に楽しもう”をコンセプトに活動している……

 マンション地震対応支援協会の「マンション地震対応箱 MEAS」の活動が評価され、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2023年度グッドデザイン賞で、「グッドデザイン・ベスト100」、「グッドフォーカス賞〜防災・復興デザイン」を受賞した。「マンション地震対応箱 MEAS」は、熊本地震でマンション管理組合や住⺠が行った対応手順を古賀一八・福岡大学工学部教授の監修のもとでまとめたもの……

 弘前大学(青森県弘前市)が今年度から、医学生らが「防災士」の資格取得をめざす「防災教育プログラム」をスタートした。国立大学として医学生の防災士取得をめざす取組みは全国で初めてで、近年多発する自然災害や感染症災害、原子力災害など複合災害に対応する人材育成を目指す……

 2023年フェーズフリーアワードに「子ども食堂を防災拠点に」が金賞を受けた。「フェーズフリーアワード」(主催:一般社団法人フェーズフリー協会)は、日常時と災害時などの非常時の両方で生活の質を向上させ、生活や命を守ることができるプロダクトやサービス、ファシリティなどを広く社会から募り、優れた対象を顕彰するイベント……

 阪神・淡路大震災(1995年:平成7年1月17日発災)が起きるまで、“大震災”といえばこの関東大震災を指していた。
 1923年9月1日午前11時58分、多くの家々が昼食の支度に励んでいたころ、相模湾北部を震源とするマグニチュード7.9の巨大地震が発生した。
 はじめは緩慢な揺れが続き、その内にだんだんと大きくなり、ついには立ってはいられないほどの激しい揺れに襲われた。東京での観測によると最大地動震幅は14~20cmに及んだという。また住家の全潰率から評価すると、伊豆半島北部、御殿場周辺、神奈川県のほぼ全県域と原町田(現・町田市)周辺、埼玉県東南部の一部、房総半島西部から南部が震度6~7の非常に激しい揺れに襲われ……


 防災士制度を推進する認定特定非営利活動法人日本防災士機構は去る6月22日、2023年防災士功労賞の表彰式を東京都千代田区の都市センターホテル会議室で行った。同表彰制度は日本防災士機構がとくに功績のあった防災士団体・個人等を対象としたもので、今回は4団体・4個人が選考され受賞した……