茨城県は、北部が福島県、南部は利根川を境にして千葉県に接し、東は太平洋、西は栃木県と埼玉県に面しています。また、県内最高峰の八溝山(やみぞさん 1022m)から南下して筑波山に至る八溝山地や、宮城県から170㎞にも広がる阿武隈山地の山々、高笹山・花園山・和尚山が北側に連なっています。中央部からは関東平野の一部である常総台地が広がり、琵琶湖の次に大きい湖、霞ケ浦があります……

 近年は日本各地で観測史上1位を更新する大雨となることが珍しくありません。平成26年(2014年)7月30日から発生した「平成26年8月豪雨」は、台風11号と12号が次々と日本各地に接近・上陸し、加えて前線が日本付近に停滞したため広い範囲で猛烈な雨が降りました。8月1~5日にかけて四国の太平洋側では総降水量が8月の月降水量平年値の2~4倍の1000mm以上となり、8月7~11日には四国から東海地方で総降水量が500~1000mmとなりました……

 広島県は中国地方の中央に位置し、瀬戸内海沿岸部は年平均気温が15度前後と温暖な気候で年平均降水量は約1000mmなのに対し、山間地帯は10度前後と寒く、降水量は約2000mm以上と雨が多いのが特徴です。
 県の72%が林野面積となっており、山間部の地質は花崗岩・花崗班岩が主になっています。花崗岩は風化が進むと砂質土状の「まさ土」となり脆く崩れやすくなることで知られていますが、県内ではすでに「まさ土」となっている箇所も少なくありません……

 福井県では、昭和20年(1945年)7月12日に敦賀空襲があり敦賀市の約7割の4119戸が焼失し、さらに1週間後の19日の福井空襲では865トンの焼夷弾が落とされて市街地は8割以上も損壊し、2万戸以上が焼失する被害を受けました。福井城周囲約3kmは焼け野原になり、空襲の犠牲者は1576人、重軽傷者は6419人にのぼりました。悲しみの中、皆で力を合わせて復興に向けて頑張っていた3年後の昭和23年(1948年)6月28日、福井地震が発生します……

 この冬は強い寒気がたびたび流れ込み、日本海側や北陸では大雪や猛吹雪となっています。福井県は過去に何度か大雪に見舞われており、その代表的な災害が通称「三八豪雪」と「五六豪雪」です。
 日本は冬になると大陸北東部からの冷たい空気が高気圧として日本列島へ押し寄せ、一方日本上空は西に低気圧が発達する「西高東低の気圧配置」つまり「冬型の気圧配置」となります。気象庁ホームページ・災害をもたらした気象事例「昭和38年1月豪雪」によれば、昭和37年(1962年)12月~昭和38年(1963年)2月は冬型の気圧配置が続く中で前線が通過したために降雪量が多く、1月31日には福井市で福井地方気象台観測史上最高の213cmの積雪となりました……

 1944(昭和19)年12月7日、駿河トラフと南海トラフ沿いを震源とするマグニチュード(以下、M)7.9の大規模な地震が発生しました。昭和東南海地震です。三重県から静岡県まで震度6弱の地震で、伊豆半島から紀伊半島にまで津波が起こりました。
 発生した時間帯が昼の1時であったため学校や勤務先(軍需工場など)で亡くなる方が多く、全体の犠牲者は1223名と言われています。しかし戦争中に発生した地震ということもあり、被害の全容は分かっていません……

 三重県は紀伊半島の東側に位置し、愛知、岐阜、滋賀、京都、奈良、和歌山といった県と、伊勢湾、太平洋に接する南北に長い県です。
 大きく5つのエリアに分かれ、鈴鹿市、四日市市のある北勢エリアは名古屋へのアクセスが良く、自然も豊かで住みやすい人口が多い地域です。また名張市、伊賀市がある伊賀エリアは忍者の里として伊賀流忍者博物館や上野城跡といった見どころが多く、手裏剣打ちなどの珍しい忍者体験ができます……

 大分県は上空に梅雨前線が発達しやすく台風の通り道でもあったため、昔から大きな風水害に何度も見舞われています。激甚災害の一つとして挙げられるのは明治26年(1893年)10月14日の台風第2号でしょう。
 この年は春から夏にかけて雨が少なく旱魃(かんばつ)が起こり、イナゴの大発生もあって農作物は打撃を受けました。しかしその後雨が降り、虫の駆除にも成功してなんとか収穫を迎えることができると期待が高まったその矢先の出来事です。10月12日から降り出した雨は14日に暴風雨と化していきました……

 大分県は北部・西部・南部がそれぞれ福岡県・熊本県・宮崎県に接し、東側は海に面しています。全体的には温暖な瀬戸内海気候ですが、日田市や玖珠郡などは寒暖の差が激しく、夏は35度以上となって日本の最高気温を記録することもあるのに対し、冬は氷点下まで冷え込み雪も降ります。九重連山や由布岳の辺りは天ケ瀬温泉や湯布院温泉、東の海側には鉄輪温泉、別府温泉など、泉質がトップクラスの有名温泉がズラリと揃っています。源泉数と湧出量は日本一で、日本有数の温泉療養地、観光地として親しまれてきました。近年は温泉に憧れて移住する人もいるほどの人気ぶりです……

 奈良県は大阪府、京都府、三重県、和歌山県に囲まれた内陸の土地で、海には面していません。北部は500~600mの低い山地が奈良盆地を囲み、大和川が流れています。南部には吉野山近くの吉野川(紀の川)や十津川が流れ、中央付近から南部にかけて1000m~1900mの高山地帯として険しい山々が連なり、ニホンカモシカやツキノワグマが生息しています。
 古墳時代(300~592年頃)、飛鳥時代(592年~710年)、奈良時代(710年~794年)に中央政府が置かれていた奈良には古墳群が数多く発見されています……

 奈良県は大阪府、京都府、三重県、和歌山県に囲まれた内陸の土地で、海には面していません。北部は500~600mの低い山地が奈良盆地を囲み、大和川が流れています。南部には吉野山近くの吉野川(紀の川)や十津川が流れ、中央付近から南部にかけて1000m~1900mの高山地帯として険しい山々が連なり、ニホンカモシカやツキノワグマが生息しています。
 古墳時代(300~592年頃)、飛鳥時代(592年~710年)、奈良時代(710年~794年)に中央政府が置かれていた奈良には古墳群が数多く発見されています……

 「日本三大暴れ川」の一つ利根川が流れる千葉県では、氾濫により過去にたびたび洪水が発生しています。中でも明治43年(1910年)8月の「明治43年関東大水害(庚戌 かのえいぬの大洪水)」は、明治最大の被害をもたらした大洪水として知られています。
 関東地方は梅雨前線の通過にともない8月5日から激しい降雨となり、翌日には利根川と江戸川が増水しました……