近年、”持続可能(な)、持続可能性”(英語では sustainable / sustainability)という用語をよく聞く。翻訳調の言い回しで、事実、わが国にはなかった用語・概念だが、いまでは社会的な課題提起から企業戦略まで、”持続可能(な)、持続可能性”は、現代から近未来の世界を理解するためのキーワードとして欠かせないものとなりつつある。
 用語例として”持続可能な社会”を取り上げてみよう。それはどういう社会か――一般的には、「地球環境や自然環境が適切に保全され、将来の世代が必要とするものを損なうことなく、現在の世代の要求を満たすような開発が行われる社会」と定義される……

 北海道帯広市で去る5月26日、年間最高気温の記録も更新する38.8℃を記録、JR帯広駅前に設置された40℃まで計測できる電光掲示板の温度計の目盛りが振り切れる事態となり、市民らを驚かせた。この日、北海道網走地区・佐呂間では39.3℃で、北海道の観測史上初となる5月に39℃台を記録した。この記録は北海道の年間の最高気温を更新しただけでなく、5月に観測される気温として全国でも過去最高の気温となり、”気候変動”の一端をうかがわせる異常事象として不安を口にする人もいた……

 「新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』。この映画は空前絶後の世界の話だと思っている人は多いだろうが、実は十分に起こりうる現実に即した話題だ」――(後述)
 自然災害の最悪想定は、もしかすると、巨大地震でも破局噴火でもカテゴリ6の暴風雨でもないのかもしれない。隕石、あるいは地球接近天体(地球近傍物体)の地球への衝突も、自然災害だと言っていいだろう。そしてそれこそが、最悪ともなり得る……