デジタルを誰もが使える便利な道具に
〜東京都千代田区発~

 東京都心、とくに千代田区を活動拠点とする防災士、または都心で働き、暮らす人々で街づくり・防災に興味のある人が主体となり、デジタル技術を活用して防災力を高めようとする「東京防災士DXネットワーク」が活動を本格化させている。

P6 4 「東京防災士DXネットワーク」 HPより - 東京防災士DXネットワーク<br> 活動を本格化
「東京防災士DXネットワーク」 HPより

 首都直下地震の被害想定などへの危機感を背景に、働き盛り・子育て世代が中心となって立ち上げた同ネットワークは、都市の脆弱性を補う「新しい共助」の担い手として注目を集めている。「東京防災士DXネットワーク」は「東京都千代田区という日本の政治・経済の中心地では、企業活動の再開が遅れれば全国に影響が及ぶ。だからこそ、地域住民と就業者が一体となり、復旧・復興を見据えた事前準備が不可欠」だと強調する。

 発起人の乾栄一郎氏は、阪神・淡路大震災の経験を踏まえ、「防災の最大の目的は命を守ることはもちろん、その後の『再開』にある」と語る。都市の防災には、避難所運営や物資確保だけでなく、事業継続(BCP)や生活再建を含む総合的な取組みが求められる。

 同ネットワークでは、行政との連携強化を方針に掲げ、デジタルツールを活用しながら行政と現場をつなぐパイプラインを構築することを目指すという。デジタルを「みんなの道具」にするという価値観も特徴的だ。
 情報収集、避難所運営、在宅避難支援など、デジタル技術を誰もが使える形で広めることを目指している。

東京防災士DXネットワーク

〈2026. 07. 22. by Bosai Plus

コメントを残す