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「日本笑顔プロジェクト」の
重機資格取得とトレーニング

東京・池袋に“都市型防災拠点――子どもも重機操縦体験で“防災の現場”に触れる

 一般財団法人「日本笑顔プロジェクト」(長野県小布施町)の活動を本紙が本格的に取り上げたのは2024年5月2日付けで、災害復旧・復興の現場で欠かせない重機を操縦できるボランティア人材、「災害時の重機オペレーターの育成」事業の紹介においてだ。

WEB防災情報新聞 2024年5月2日付け:「防災パークnuovo」でボランティアの重機操縦・資格取得を支援

P4 3 都市部における重機配備人材育成で東京都豊島区と連携 - 都市型防災施設<br>「nuovo UB 池袋・東京」本格始動

 その「日本笑顔プロジェクト」がこのほど東京都豊島区と共催で、災害時に一般市民が小型重機を扱えるように資格取得講習と継続的なトレーニングをするための都市型防災施設「nuovo UB 池袋・東京」(nuovo Urban Base:ノーボ・アーバンベース/『nuovo』は、「農業」+「防災」=「農防」、イタリア語では「新しい」の意味)を開設し、本格始動した。

 「nuovo UB 池袋・東京」は、廃校となった旧文成小学校(東京都豊島区池袋)を活用し、現在は「区民ひろば池袋本町」として利用されている施設のグラウンドや砂場を使用。都市部において重機資格取得に加え、重機を扱う環境を整備することで、想定される大規模広域災害に備え、災害時の復旧・復興現場での重機ボランティアなどの育成という実践的なトレーニングを可能にし、“動ける人材”の育成を目指す。

 なお、これに先立ち昨年(2025)年8月、「日本笑顔プロジェクト」と豊島区は旧朝日中学校のグラウンドを活用して実証実験を実施しており、夏・秋・冬の各シーズンで計9回の講習を行い、約200名が参加。この実証により、重機操縦への一般市民の高い関心と継続トレーニングのニーズが明確となり、今回の本格運用へとつながった。

P4 2 親子で楽しみながら防災を学ぶ「体験型防災」 - 都市型防災施設<br>「nuovo UB 池袋・東京」本格始動

■ 都市型防災施設「nuovo UB」(ノーボ・アーバンベース)とは

P4 1 キッズ向け重機体験を実施(日本笑顔プロジェクト資料より) - 都市型防災施設<br>「nuovo UB 池袋・東京」本格始動
キッズ向け重機体験(2026年2月実施)、3日間の募集で定員に対して27倍の応募を記録

 「nuovo UB(Urban Base)」は、「日本笑顔プロジェクト」が展開する都市型防災拠点。従来、郊外で行われることが多かった重機講習や防災トレーニングを都市部に持ち込み、日常の延長線で“防災の現場”に触れられ、環境継続的にスキルを磨ける仕組みとなる。
 キッズ向け重機体験は2026年2月に実施、3日間の募集で定員に対して27倍の応募を記録し、親子で楽しみながら防災を学ぶ「体験型防災」のニーズの高さが実証された。

 「日本笑顔プロジェクト」は、2011年東日本大震災以降、災害支援活動を継続、2019年の千曲川決壊を契機に重機人材育成を開始し、2020年に防災パーク「nuovo」を開設。現在は長野・千葉・埼玉・広島へ展開し、まもなく3000名の重機人材育成を達成するという。
 「日本笑顔プロジェクト」の「nuovo UB」は、親子や地域住民が参加できる体験型プログラムを実現した新しい防災モデルで、「平時を楽しみ、災害に備える」という理念のもと、防災を“特別なもの”から“日常の文化”へと転換するとしている。

日本笑顔プロジェクト:東京・池袋に“都市型防災拠点”誕生

〈2026. 06. 04. by Bosai Plus

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