さなぶりファンド/つながる防災プロジェクト
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●さなぶりファンド:「女性のエンパワメントで高める
地域の防災力リーダー育成事業助成プログラム」
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●地域創造基金「さなぶり」が休眠預金を活用 助成先団体が決定
公益財団法人地域創造基金「さなぶり」(宮城県仙台市)は、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(東京都千代田区、英文名:Japan Network for Public Interest Activities、略称:JANPIA)が実施する休眠預金事業の2021年度資金分配団体として「女性のエンパワメントで高める地域の防災力:リーダー育成事業助成プログラム」の助成先公募を行い、外部有識者による審査会を経て、全国8府道府県、8団体に対し総額2.2億円の助成を決定した。
平時から「女性の視点」が地域に反映され、多様性に配慮された“しなやかな社会”が醸成されることを目標に、今後約2年半にわたり全国各地の助成先団体が事業に取り組んでいくとしている。
▼助成対象事業として次の事柄を含む人材育成プログラムを助成
- 女性のエンパワメント(リーダーシップの醸成)を通じた、防災・減災にかかる人材育成(各助成先:2サイクル、計50人の育成)
- 座学形式だけではなくOJT等の実践形式を含む
- プログラムの一環として過去の大規模自然災害の被災地(阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨)を訪問
- 地域での防災・減災分野における「女性の視点」の大切さについての理解醸成
- プログラム修了者が地域で円滑に活動を行うためのフォロー
・助成額:総額2.2億円(1団体あたりの助成額: 最大3,150万円)
・助成期間(団体の事業実施期間):2022年8月~2025年2月まで
・助成先一覧(左図参照)
ちなみに地域創造基金「さなぶり」は“早苗饗(さなぶり:田植え終わりの祝い)”にちなむ命名で、東日本大震災の被災地で復興過程をともに歩んできたコミュニティ財団としての経験を活かし、東北から全国に向けて防災・減災分野の変化創出をめざす基金。
また、「休眠預金」とは、「休眠預金等活用法」に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上、取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度。その活用の目的は「国、地方公共団体が対応困難な社会の諸課題の解決を図る」、「民間公益活動の担い手の育成と民間公益活動に係る資金調達の環境を整備」となっている。
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●損害保険ジャパン「つながる防災プロジェクト」開始
企業とNPO協働による要配慮者を包摂した防災・減災の取組み
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損害保険ジャパン株式会社は、認定特定非営利活動法人日本NPOセンター、一般財団法人児童健全育成推進財団との協働で、児童館で行う「要配慮者を包摂した防災・減災につながる取り組み」を支援する「つながる防災プロジェクト」の全国展開を開始した。
各地のNPO支援センターなどの中間支援組織・当事者団体・児童館などと連携し、要配慮者と一緒に街歩きを通した防災マップづくり・シミュレーションや訓練・ワークショップ・講演会など、市民参加型の防災イベントを開催していくとのことだ。
〈2022. 11. 02. by Bosai Plus〉