《本紙特約リポーター:片岡 幸壱》

 「2019年度インターカレッジ西宮 第3回」(主催=西宮市大学交流協議会・西宮市)が去る9月19日、西宮市大学交流センター(兵庫県西宮市)で開催された。大学共同講座は専門分野の講義をリレー式で行うもので、今回の共通テーマは「変容する災害に備えて 防災・減災、復旧・復興」。

 第3回目として開講された大学共同講座には、一般など約20人が参加。早坂三郎・甲子園短期大学・教授/学長による「阪神・淡路大震災と復旧・復興過程での内なる力への支援について」と題しての講演が行われた。

 早坂氏は、「コミュニケーションと人間関係の重要性、災害時の行動特徴(パニック・悲しみ)からの時期区分(集団形成・回復・復興)」などについて取り上げて、「仮設住宅など環境変化への支援のあり方を考えていかないといけない」と語った。

内なる力への支援について語る早坂氏の講演模様

 この講演で、改めて災害時には「コミュニケーション、人間関係」が重要であることを納得させられた。人間関係の構築がむずかしいとされる時代だが、災害時という非日常においてこそ、お互いに協力し合ってコミュニケーションを図っていくことが、復旧・復興の大きな力になる。

▽本紙特約リポーター:片岡 幸壱
 神戸市在住。中学2年のとき阪神・淡路大震災に遭遇、自宅は全壊したが家族は全員無事避難。学生時代より取り組んでいる防災を仕事と両立しながら、ライフワークとして、ユニバーサルデザイン(UD)などのイベント・ボランティア参加を続けている。聴覚障害を持つ防災士としても活躍中。

▼参考リンク:
西宮市大学交流センター
甲子園短期大学
 甲子園学院:中学校・高等学校(宮島隆之校長、真鍋晃教頭)のほかに大学、短大、小学校、幼稚園を設置する総合学園

〈2019. 09. 26.〉

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です