2016年熊本地震を機に設立された一般社団法人BRIDGE KUMAMOTO(ブリッジ・クマモト/熊本市)は、「寄付するクリエイティブ・エージェンシー」を掲げ、メンバーそれぞれが本業を持ちながら、プロボノとして参加・運営する被災者支援団体。その活動実績として、被災地の屋根を覆った廃棄ブルーシートを回収・洗浄してトートバッグに再生、その売り上げの一部を被災地に寄付する「ブルーシードバッグ®」がある……


 「日本三大暴れ川」の一つ利根川が流れる千葉県では、氾濫により過去にたびたび洪水が発生しています。中でも明治43年(1910年)8月の「明治43年関東大水害(庚戌 かのえいぬの大洪水)」は、明治最大の被害をもたらした大洪水として知られています。
 関東地方は梅雨前線の通過にともない8月5日から激しい降雨となり、翌日には利根川と江戸川が増水しました……

 宮城県石巻市の「石巻南浜津波復興祈念公園」内に「みやぎ東日本大震災津波伝承館」が6月6日、開館した。伝承館は、東日本大震災の記憶と教訓を後世に伝える祈りの場として国などが整備した祈念公園の中核的施設として位置づけられている。石巻南浜津波復興祈念公園は去る3月28日に開園し、伝承館もこれに合わせて開館予定だったが、宮城県での新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、開館を見合わせていた……

 損害保険の基準料率の算出や損害調査、保険データの収集・分析を行う損害保険料率算出機構は、地震保険の基本料率を全国平均で0.7%引き下げる届出を、去る6月10日付けで金融庁長官に行った。東日本大震災後、一貫して引き上げが続いていたが、最新の予測モデルを反映し、引き下げが可能と判断したもの……


 千葉県の過去に起こった自然災害の中で、今回は大きな地震を2つ取りあげます。
 まずは元禄16年(1703年)11月23日午前0時頃に発生した「元禄地震」です。マグニチュード(以下、M)7.9~8.2の巨大地震で駿河・伊豆、甲府領、小田原藩、房総半島、江戸府内、諸国の合計死者数は1万367人、うち房総半島は6534人という記録が残っています。古文書の記録から最大震度7の地震だったと推測されています。
 地震直後には現在の銚子市、九十九里沿岸、南房総市、館山市、鋸南町に津波が襲来し……

 弁護士や建築士など士業団体による連携の輪を全国に広げるために、「全国災害復興支援士業連絡会 設立大会」が去る5月15日、YouTube配信で開催された。主催者は、宮城県災害復興支援士業連絡会のほか、近畿災害対策まちづくり支援機構、災害復興まちづくり支援機構、広島県災害復興支援士業連絡会……


 山形県と秋田県の県境に位置する鳥海山は、山頂に雪が降り積もる姿が富士山に似ていることから別名「出羽富士」と呼ばれています。標高2236mの眼下に広がる素晴らしい眺望と山並みは、さすが「百名山」の美しさです。春には雪解け水が山を下り田畑を潤し、人々に多くの恵みを与えてきました。4月は水芭蕉やスミレサイシン、5月はムラサキヤシマオツツジやミネザクラ、シラネアオイなどの可憐な花が咲き、登山の人々の目を楽しませてくれます……

 今回は東北に甚大な被害をもたらした「東日本大震災」と、山形県の被災状況について取り上げます。2011年(平成23年)3月11日14時46分、三陸沖を震源にしたマグニチュード9.0、最大震度7の「東北地方太平洋沖地震」が発生しました。この地震は国内の観測史上最大級の規模となり、震度5強以上を記録した地域は以下のようになりました……

 わが国で最も注視されている地震で兵庫県にも大きな影響を与えるのが南海トラフ巨大地震です。30年以内の発生確率が70~80%、地震規模はマグニチュード(以下、M)8~9クラスが想定されています。巨大地震となる可能性が非常に高いため、事前に被害を具体化させて対策を強化しなければなりません。内閣総理大臣を長として内閣府に事務局を置く「中央防災会議」の下に、2012年(平成24年)、「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」が設置されました……

 1995年(平成7年)1月17日早朝5時46分、歴史的大地震が発生しました。兵庫県淡路島北部を震源とする「兵庫県南部地震」です。マグニチュード(以下、M)7.3、最大震度は当初6と発表されましたが、その後震度7と訂正されました。これは当時の震度階級0~7(8段階)のうち震度6までは計測震度計で観測が可能でしたが、震度7は現地調査をしなければならず判定に時間を要したためです……

 防災集団移転とは、危険な区域にある住宅がまとまって、災害発生前に高台などへ移転・移住すること。東日本大震災で独立行政法人都市再生機構(UR、以下「UR都市機構」)が特例として同事業の代行を認められたことから、その経験・実績を背景に、人員などに余裕がない市町村の委託を受けてUR都市機構が事業を代行するという……


 佐賀県は地理的に台風の影響を受けやすく、一級河川の筑後川やその支流の氾濫も発生しやすいため歴史的には水害対策を防災上の重要なポイントとして捉えてきました。他方で地震による被害は少なく、大きな地震もあまり発生していません。しかし近年、九州地方での地震が相次ぎ、県でも耐震化を始めとする地震への防災対策を強化しています……