デジタル庁では、防災分野におけるデータ連携を促進し、デジタル防災を強力に推進するために、防災分野のデジタル技術を活用した民間等のサービスをまとめたウェブサイト「防災DXサービスマップ(カタログ)」を公開している。このサービスマップは、以下の4つの局面に分けられて、防災に有用なサービスを掲載している。

  1. 平時:防災学習やVRを使用した津波・洪水の可視化、避難体験シミュレーションなどが含まれる。
  2. 切迫時:防災情報の一括配信、災害情報の音声配信、多言語防災情報配信、危険区域の可視化などを提供
  3. 応急対応(+72時間):避難所の混雑状況可視化、備蓄品の在庫管理など
  4. 復旧・復興:罹災証明書発行手続き支援、住居や建物の被害認定調査支援、ドローンを活用した点検などが含まれている。
P5 4 「防災DXサービスマップ」の構成図 1 - デジタル庁の<br>「防災DXサービスマップ<br>(カタログ)」
「防災DXサービスマップ」の構成図

 サービスマップは、自治体現場職員などが防災分野のデジタル技術を活用した民間サービスに迅速にアクセスできるようにすることを目的とし、さらなるサービスも公募、「防災DXサービスカタログ」に掲載していく予定だ。

デジタル庁:防災DXサービスマップ

〈2024. 03. 02. by Bosai Plus

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