予報・伝達技術の進展を背景に、よりわかりやすく

 防災気象情報には、気象警報・注意報、暴風・高波予報、土砂災害警戒情報、洪水予報、河川洪水予報、津波予報、地震情報、噴火予報など、約20種類の情報がある。これらの情報は、分類や名称が細分化されてわかりにくく、重要度や緊急度が伝わりにくいという批判があり、気象庁と国土交通省は、2021年から防災気象情報の改善策を話し合う有識者検討会を開催、2023年4月に、見直し案をまとめた。

 例えば、「暴風・高波予報」は、「暴風・高波警戒情報」に、「土砂災害警戒情報」は「土砂災害避難情報」に改める。また防災気象情報の内容を見直し、具体的で分かりやすい情報を提供する。例えば、「気象警報・注意報」は、色ではなく、危険な現象や影響を示す言葉で表現。また、「土砂災害避難情報」は、危険度に応じて「避難勧告」「避難指示」「緊急避難指示」の3段階に。さらに、「津波警戒情報」は、津波の高さや到達時間だけでなく、津波の危険性や避難の必要性を示す言葉で伝えるなど。

P4 3 「キキクル(危険度分布)」の改善例 - 気象庁、<br>防災気象情報のさらなる見直しへ
「キキクル(危険度分布)」の改善例

 気象庁や国土交通省は、防災気象情報の改善に向けて、引き続き検討や実施を進めていくとしている。

気象庁:防災気象情報と警戒レベルとの対応について

〈2023. 12. 25. by Bosai Plus

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