ICHI COMMONS(イチコモンズ)株式会社は、セクターを超えたひと・お金・もの・情報の好循環を促し、社会課題の解決をめざすマッチングプラットフォーム『ICHI.SOCIAL』を提供している。
 そのICHI COMMONSが、東日本大震災以降、さまざまな社会課題の解決に取り組む東北の社会企業家・計32名を対象に、これまでの取組み内容と事業の効果について独自の観点から調査し、アンケートやインタビュー調査結果をまとめた初のレポート『東北の社会起業家インパクトレポート』を、次世代グローバルリーダーの育成・東北社会起業家の育成・支援活動を行うIMPACT Foundation Japanとの共同事業で制作・公表した。

P6 2 『東北の社会起業家インパクトレポート』より - ICHI COMMONSの<br>『東北の社会起業家<br>  インパクトレポート』
『東北の社会起業家インパクトレポート』より

 レポートは、東日本大震災から11年を経て、被災地域に根ざした地域資源の発掘・事業化を中心とした「復興」から、人口減少や少子高齢化など、日本全体が抱える課題領域へと着眼点が移りつつあり、そうした必要性にも応じる形でイノベーションを起こそうと奮闘する社会起業家たちの変化も読み取ることができるとしている。

 ハーバード・ビジネス・スクール竹内弘高教授が、「東北で生きる社会起業家が世界に対して提供できるのはまさしく“賢い資本主義”の経営手法と本質的なソーシャルイノベーションの在り方だ」との祝辞を寄せている。

『東北起業家インパクトレポート』

〈2022. 05. 17. by Bosai Plus

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