高知県「令和4年こうち防災カレンダー」

多くの漫画家を輩出 高知県「第1回 防災まんが選手権」
「こんな防災があればいいのにな!」をテーマに開催

P6 1 高知県「防災まんが選手権」ポスターより - 高知県が「防災まんが選手権」開催<br>「防災カレンダー」配布も
高知県の「第1回防災まんが選手権」は、「こんな防災があればいいのにな!」をテーマに『ユニークな1枚まんが作品』を募集

 高知県は、南海トラフ地震や近年激甚化する大雨などによる住宅への被害、津波からの避難、水・食料の備蓄、避難所での生活など、様々な災害への課題に対し、「こんな防災があればいいのにな!」をテーマに「第1回防災まんが選手権」を主催する。
 多くの漫画家を輩出し、「まんが甲子園」開催やまんが関連施設開設などで「まんが王国・土佐」を築き上げた高知県による『ユニークな1枚まんが作品』の募集だ。

▼募集要項

・募集テーマ:「防災」に関すること 〜例えば、地震の揺れによる家具家電の転倒や住宅の倒壊/津波による被害/大雨による床上浸水/災害時の避難方法/食料、飲料水の備蓄避難所での生活〜などに対し、「こんな防災があればいいのにな!」と思う作品

・テーマに沿うストーリー性のあるまんが(4コマ以上)を、B4サイズ(257×364mm)1枚で制作(1人で何点でも応募可。カラー、モノクロ不問。言語は日本語のみ)

・プロ・アマ、国籍、学生・社会人、年齢等一切不問

・作品内容の実現可否などはいっさい問わない。作品を見た人が防災について考えるきっかけになるようなユニークな作品を期待

・審査方法・受賞賞金・応募規約など詳細は下記サイト参照(*大賞賞金10万円ほか)

・募集期間:2021年12月1日~2022年2月4日必着/一般投票:22年2月9日~2月28日(投票は1作品につき、1日1回まで可能)/最終審査:22年3月中旬

・結果発表:22年3月下旬

高知県:まんが王国・土佐 第1回防災まんが選手権

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●高知県 南海トラフ地震対策課が「こうち防災カレンダー」を作成
 県防災キャラクターが防災情報を楽しく解説

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 高知県危機管理部南海トラフ地震対策課は、県民に、日常生活のなかで防災への理解を深め、備えの力を高めてもらうため、「こうち防災カレンダー」を作成した。
 「こうち防災カレンダー」には高知県防災キャラクターが登場し、防災情報について4コマまんがなどで楽しく解説している。また、各月に「○月のポイント!」を設け、備えを考えるうえで重要な点を分かりやすく伝えている。

P6 2a 高知県「令和4年こうち防災カレンダー」 - 高知県が「防災まんが選手権」開催<br>「防災カレンダー」配布も

 「こうち防災カレンダー」は合計で先着1000名に、県庁南海トラフ地震対策課、県庁県民室、各市町村防災担当課で配布され、なくなり次第終了するが(2021年12月20日から配布開始)、カレンダーのデータはいつでもHPからダウンロードすることができるので、プリントして活用できる。必要な月のみ印刷や、A4サイズで製本印刷もできる。

P6 2b 高知県「こうち防災カレンダー/1月のポイント」より - 高知県が「防災まんが選手権」開催<br>「防災カレンダー」配布も
高知県危機管理部南海トラフ地震対策課が作成した「防災カレンダー」。高知県防災キャラクターが防災情報をわかりやすく解説

 ちなみに、「1月のポイント」としては、「南海トラフ地震の今後の発生確率」――・これまでの南海地震は、おおむね90年〜150年ごとに発生/・昭和南海地震(1946年12月)からすでに75年が経過しており、次の南海トラフ地震の発生確率は今後30年以内に70〜80%と見込まれている

 「2月のポイント」は「地震の揺れの大きさ」――・自分が暮らしている地域がどれくらい揺れるのか、確認しておく/・地震が発生したら、物が落ちてこない、倒れてこない、移動してこない場所で頭を守る/・机の下では、脚を持とう――などとなっている。

 情報満載の防災カレンダーだが、日常的に目にすることで備え意識も高まるだろう。

高知県:「令和4年版 こうち防災カレンダー」

〈2022. 01. 01. by Bosai Plus

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