気象庁は線状降水帯の発生の可能性を、「顕著な大雨に関する情報」として発表する試みを6月17日から始めた。線状に連なる降水帯により非常に激しい雨が同じ場所で降り続く状況を、「線状降水帯」というキーワードを使って解説する情報だ。

P5 3 ウェザーニュースのLiVE解説(イメージ) - ウェザーニューズのアプリ<br>『 線状降水帯マップ』
ウェザーニュースのLiVE解説(イメージ)

 防災上の観点では、気象の実況データと直近の予測などから線状降水帯の発生や発生の兆候を素早く判断し、いち早く伝えることが重要となる。株式会社ウェザーニューズ(千葉市)は、スマホアプリ「ウェザーニュース」で、「線状降水帯」の発生および発生リスクをリアルタイムで解説する『線状降水帯マップ』の提供を開始した。同サービスでは、独自の気象解析システムを用いて線状降水帯を10分ごとに自動検知し、マップ上に表示することから、まさにリアルタイム情報となり得る。『線状降水帯マップ』とともに、同社が運営する24時間生放送の気象情報チャンネル「ウェザーニュースLiVE」で線状降水帯の停滞継続時間や今後の移動予想など、気象予報士による詳しい解説も確認できる。

ウェザーニューズ:スマホアプリで『線状降水帯マップ』提供開始

〈2021. 07. 04. by Bosai Plus

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