映画「気候戦士」ポスターより

 「産業革命以後、温暖化効果ガスの増大で気温上昇が続き人類の未来は暗い。人々は移民を余儀なくされ、地球環境の汚染が続いている。気候変動は人類への驚異であり緊急な対策が求められている。しかし世界第2位の二酸化炭素排出国米国のドナルド・トランプ大統領は、気候変動抑制に関する国際協定パリ協定から脱退を宣言し、石炭復活策を進めるなど時代と逆行した行動を重ねている。
 他方、アーノルド・シュワルツェネッガー元カリフォルニア州知事は、州知事時代に温暖化効果ガスは汚染物質だと認めさせるために米国政府機関を提訴。脱炭素と草の根運動の重要性を訴えている。
 17歳の先住民でヒップホップ・アーティストのシューテスカット・マルティネスは、人類の生存を揺るがす喫緊の課題に立ち向かう気候戦士で、若手の気候活動グローバルリーダーだ……」

 ――ドキュメンタリー映画『気候戦士 ~クライメート・ウォーリアーズ~』が11月29日、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで劇場公開される。国連気候行動サミット2019でのグレタ・トゥーンベリさんの演説が話題になったが、本作は彼女のような気候変動を止める気候活動家たちの挑戦に密着したドキュメンタリーで、監督は『第4の革命』のカール-A・フェヒナー監督。同映画では、気候変動を阻止するために積極的に活動するアーノルド・シュワルツェネッガー元カリフォルニア州知事やバーニー・サンダース氏などの政治家、再生可能エネルギー事業者や、気候変動阻止のために熱心に活動する17歳の先住民でヒップホップ・アーティス ト、シューテスカット・マルティネスなどを紹介している。

 映画は11月29日を皮切りに全国順次ロードショーとなるが、配給するユナイテッドピープ ルは11月21日、東京・日比谷公園の日比谷コンベンションホールでジャパン・プレミアを開 催、ドイツから来日するカール-A.・フェヒナー監督が登壇する。このプレミアに抽選で50名を 招待するとのことだ(応募期間・10月21日まで)。

>>ユナイテッドピープル株式会社:ジャパン・プレミアに抽選で50名を招待(11月21日)

〈2019. 10. 18. by Bosai Plus

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