防災遠足

 芝浦工業大学(東京都港区)の学生プロジェクト「すみだの“巣”づくりプロジェクト」は、去る9月21日、東京都墨田区東向島・鐘ヶ淵で、一時集合場所から避難場所まで観光スポットを巡りながら歩く「防災遠足」を実施した。

 実際に地震が起こったときに災害弱者になりやすい小学生17名やお年寄り24名などをはじめ、地域から117名が参加。一時集合場所のふじのき公園、東向島ふじ公園、鐘ヶ淵駅西口から3グループに分かれ、防災について学び、地域の魅力を再確認しながら広域避難場所である「東白鬚(ひがししらひげ)公園」へまち歩きを行った。

芝浦工大が実施した地域住民参加の「防災遠足」で
芝浦工大が実施した地域住民参加の「防災遠足」で

 同プロジェクトは、木造密集市街地である墨田区北部において防災に関したアンケートを行ったところ、大半の住民が「避難場所」(緊急的に避難する場所)と「避難所」(被災後の生活の場所)を誤って回答。また町内会からも、防災訓練に若い人が参加してくれないという声があり、「防災遠足」の開催となったもの。参加者から「遠足」は高い評価を受けたが、年齢層が幅広く、平易な解説や障がい者の参加など、今後の課題もあがった。

 同プロジェクト実行委員会は、参加者から「また是非やってほしい」、「ほかの地域・区でもやってほしい」との声があがったとのことで、引き続き、10月、11月にも地域の防災イベントを実施していく予定だ。

>>芝浦工業大学:すみだの’巣’づくりプロジェクト

〈2019. 10. 17. by Bosai Plus

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