弘前市総合防災訓練(9月27日)で
『やさしい日本語』避難誘導訓練

 新たな在留資格「特定技能」を新設する改正出入国管理法が4月1日から施行され、また2020東京オリパラを来年に控え、短・長期在留の外国人が大幅に増えることが想定されている。防災上、こうした外国人支援対策はますます喫緊の課題となりつつある。

 総務省消防庁は昨年(2018年)3月、全国の自治体・消防関連機関に向けて、大規模災害が発生したときの対応として、外国人来訪者や障害者の利用が想定される施設での災害情報の伝達および避難誘導についてのガイドラインを示した。ガイドラインは、安全な場所までの誘導は『やさしい日本語』と英語(Plain English)で行い、多言語での対応は安全な場所に避難した後から行うとされている(下図)。

「外国人来訪者や障害者の利用が想定される施設での災害情報の 伝達および避難誘導についてのガイドライン 」より

>>総務省消防庁:外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に関するガイドライン」の公表

 『やさしい日本語』は、弘前大学社会言語学研究室(佐藤和之教授)が中心となって研究・開発する外国人支援のための日本語で、いまでは日本全国の自治体や様々な団体が、防災マニュアルはもとより、行政における一般広報などで活用するまでになっている。
>>弘前大学人文学部社会言語学研究室:減災のための「やさしい日本語」

 前述の消防庁ガイドラインを踏まえ、青森県弘前市は来たる9月27日の総合防災訓練で、弘前大学社会言語学研究室、青森県国際交流協会、国際自治体化協会との協働で『やさしい日本語』を使った短期在留の外国人の避難誘導訓練を行う(下図)。

青森県弘前市の総合防災訓練より「外国人避難誘導」での『やさしい日本語』活用例

>>青森県弘前市:弘前市総合防災訓練

〈2019. 09. 19. by Bosai Plus

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