勉強会・体験会を実施、
高速道路SA・PAでの販売も開始

 国は昨年8月、常温で保存でき、お湯で溶かす必要がない乳児用液体ミルク(以下、液体ミルク)の国内での製造・販売を解禁、国内メーカーが相次ぎ新市場に参入し、災害時の備蓄物資として液体ミルクを一括購入する自治体が増えているという。
 国内で液体ミルク製造・販売の先陣を切った江崎グリコ株式会社は、北海道胆振(いぶり)東部地震(2018年9月6日発災)から約1年後となる去る9月3日、札幌市で、液体ミルクについての現状と今後の展望に関するメディア向け勉強会および一般を対象とした体験会を実施した。胆振東部地震では、乳児への救援物資として海外製の液体ミルクが被災地へ送られたが、安全性への不安や使用方法が周知されていなかったことから行きわたらず、使用されないという事態が起こったことが背景にある。

江崎グリコ-液体ミルク体験会より

 勉強会・体験会参加者は液体ミルクの特徴や使い方に関するレクチャーを聞いたあと、実際に液体ミルクを使用。参加者からは高く評価されたという。
>>江崎グリコ:札幌で液体ミルクの可能性を考える勉強会と液体ミルク体験会を実施

 いっぽう江崎グリコは、液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」の販売を、この9月13日から西日本サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)で開始した。秋の行楽シーズンを前に、日本の大動脈である高速道路のSA・PAで購入可能となることで、子ども連れの高速道路利用者の便宜に供しつつ、同時に災害時の非常用食品としての啓発も見込む。
>>江崎グリコ:乳児用液体ミルクをNEXCO西日本のSA・PA 60ヵ所で販売開始

江崎グリコ株式会社の乳児用液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」
江崎グリコ株式会社の乳児用液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」

〈2019. 09. 19. by Bosai Plus

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