【東日本大震災11年 寄稿:平井雅也氏】
私たちは、あらゆる自然に神様が宿っていると考えています。それは「山川草木悉皆成仏(さんせんそうもくしかいじょうぶつ)」という言葉に表される仏教的な自然観で、もともとは「一切衆生、悉有仏性(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)」というインド仏教の教えが日本の八百万の神信仰(アミニズム)と融合して生まれたものと考えられます。
地震や洪水、雷に山火事は全て自然災害であり、自然=神様の行為なので、自然災害を天災と呼びます。
天災は、神様が行うことですので避けられません。
これに対抗する手段は3つあると考えられました……