P4 2 表彰式1 560x279 - 2025 防災士功労者表彰

 防災士制度を推進する認定特定非営利活動法人日本防災士機構は去る6月24日、2025年防災士功労賞の表彰式を東京都千代田区の都市センターホテルで行った。日本防災士機構が防災士全体の志気を高め、活動意欲の増進を期待するとともに防災士制度の更なる進展に寄与することが目的。2025年は4団体・7個人が選考され受賞……

P4 3 「プレーカー」による移動式の居場所づくりの様子 560x352 - 「こどもの居場所づくり」手引き

 こども家庭庁は全国の自治体に対し、「災害時のこどもの居場所づくりの手引き」の活用を呼びかけた。平時及び災害時に、こどもの居場所づくりに取り組むための具体的な方法等についてまとめたもので、これを平時から民間団体と連携して進めるよう通知した……

P6 4a 『おうち防災』コンテンツ 560x347 - 小さなお子さんを育てる家庭に向けて<br> 奥村奈津美の『おうち防災』

 奥村奈津美さんは仙台の放送局のアナウンサーとして東日本大震災で被災、発災直後から災害報道に携わり、以来、全国各地の被災地取材、復旧ボランティアとして被災地支援を続ける。母になったいま、子育て世帯は備えることで救える命があるという想いで……

 防災庁の設置に向けた政府の有識者会議「防災庁設置準備アドバイザー会議」が6月4日、備える機能や体制について提言をとりまとめた。防災庁を防災政策を推進する司令塔と位置づけ、役所間の縦割りを排するために平時から各府省庁への勧告権を与えるよう求めた……

P6 2 茶道×地震体験 560x235 - 茶道×地震体験 !――<br>「ゼッタイに楽しめない茶道体験」

 大阪市港区などの「おもてなし防災」プロジェクトチームが、大阪・関西万博で増え続けている訪日外国人の防災意識向上をめざし、茶道体験中に震災体験ができる起震車「ゼッタイに楽しめない茶道体験」を6月21日に大阪市港区で行われる「BaysideCuria 2025 港区万博」の赤レンガ倉庫横広場で実施する。“いつ来るかわからない地震”をテーマにした移動型の茶道体験だという……

 令和6年能登半島地震の教訓を踏まえ、防災対策の強化や支援体制の充実につなげる改正災害対策基本法、改正災害救助法が成立した。災害対応の司令塔を担う「防災監」の新設や、「自治体の物資備蓄状況の公表義務」、「被災者支援を行う団体の登録制度」など……

P2 1 日本海沿岸の地震の特徴 560x209 - 北海道日本海沿岸の<br>「地震・津波被害想定」

 北海道防災会議が去る6月3日、「日本海沿岸の地震・津波被害想定」を公表した。日本海沿岸で最大クラスの地震・津波が発生した際に想定される具体的な被害を算定、その規模等を明らかにすることで道民に災害に備えることの重要性を周知し、それぞれの地域における防災対策の立案と、今後策定する減災対策の基礎資料とすることが目的だ。道による日本海沿岸で発生する地震や津波による被害想定は初めて。被害想定が予想外に大きく、報道に“動揺”もみられた……

P4 2b 2017年7月九州北部豪雨で福岡県朝倉市 赤谷川(国土交通省資料) 560x196 - 「土砂・洪水」の合体氾濫<br> 災害履歴を学び、大雨に警戒を

 国土交通省は土砂と泥水が一体となって氾濫する「土砂・洪水氾濫」に対応したハザードマップを全国で整備する方針を固めたという。「昨年の能登半島豪雨でも発生するなど、気候変動の影響で近年頻発化しており、発生リスクの高い流域は全国で数千に上る可能性がある。自治体と連携してハザードマップの整備を進める」……

P2 4b 地震時等に著しく危険な密集市街地の位置図/神奈川県 560x275 - 国交省『首都圏白書』より<br>「防災力の強化」

 国土交通省「首都圏白書」の2025年版がとりまとめられ公表された。本年の「首都圏白書」は、「地域生活圏の形成」、「二地域居住等の促進」、「関係人口の拡大」といったトピックごとに、6節構成で首都圏の取組み事例を紹介している。本項では、このうち「第2節:確固たる安全、安心の実現に向けた基礎的防災力の強化」に絞って取り上げる……