震災伝承活動の支援を行う公益社団法人3.11メモリアルネットワークは、東日本大震災の伝承活動の現状と課題の共有、防災・減災活動の活性化を目的に、2017年から毎年アンケート調査を行っている。本紙は2024年7月1日号(No. 333)で、「震災伝承団体の『継続不安』を考える」と題して、3.11メモリアルネットワークによる「2023年 東日本大震災 震災伝承調査 第2弾」結果公開を紹介した……

 岐阜県飛騨市が独自の防災力強化の取組みを推進して、国、全国自治体からの注目を集めている。飛騨市では、人口減少と高齢化が加速するなか、また「災害時の避難所生活環境改善」が求められていることから、市内在住・在勤の防災士と職員が協働で指定避難所の運営を行う「飛騨市避難所運営協力防災士制度」を2023年度からスタートした……

 日本保育防災協会が全国の保育現場で働く人たちに向けて「保育防災」をテーマに「保育防災カンファランス 2025」を開催。また内閣府の妊娠中や産後の女性、乳幼児がいる家庭での災害への備えや災害が起きたときの行動のポイントを記した『あかちゃんとママを守る防災ノート』を紹介……


 お菓子を使った防災講座(主催=神戸常盤大学)が去る6月25日、神戸常盤大学(兵庫県神戸市)で行われ、学生23人が授業を受けた。神戸常盤大学教育学部こども教育学科の選択科目である「保育・教育多職種連携論」の実践授業として実施された……

 「防災教育学会 第6回大会」が去る6月14日・15日、桃山学院大学(大阪府和泉市)で開催され大学教員・教育関係者・学生など約100人が参加、研究発表(口頭・ポスター)、総会、懇親会が同時開催された。防災教育学会は、防災と教育の研究者・実践家が研究領域を超えて協力し、防災教育をけん引していくという理念のもと、2020年4月に創設……

 奥村奈津美さんは仙台の放送局のアナウンサーとして東日本大震災で被災、発災直後から災害報道に携わり、以来、全国各地の被災地取材、復旧ボランティアとして被災地支援を続ける。母になったいま、子育て世帯は備えることで救える命があるという想いで……

 大阪市港区などの「おもてなし防災」プロジェクトチームが、大阪・関西万博で増え続けている訪日外国人の防災意識向上をめざし、茶道体験中に震災体験ができる起震車「ゼッタイに楽しめない茶道体験」を6月21日に大阪市港区で行われる「BaysideCuria 2025 港区万博」の赤レンガ倉庫横広場で実施する。“いつ来るかわからない地震”をテーマにした移動型の茶道体験だという……

 東武トップツアーズは国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所、春日部市役所と合同で記者発表会見を行い、防災地下神殿「首都圏外郭放水路」の8つのパワーアップ計画を発表、「災害の自分事化」100,000人計画の始動と、本格的な「防災ツーリズム」の提案発表を行った……


 南三陸町東日本大震災伝承館「南三陸311メモリアル」(運営:南三陸町観光協会)では14回目の「3.11」を迎えるにあたり、南三陸ホテル観洋・宿泊者向けサービス「防災と命について考える宿泊者向けショートトリップ」を3月10日から3月31日までの期間限定で提供している……