宇奈月温泉自主防災会 地域防災活動で「講演会」に協力
黒部・宇奈月温泉 やまのは(富山県黒部市)は、宇奈月温泉自主防災会が主催する「宇奈月温泉防災講演会」が6月25日に開催されるのにあたり、会場提供および運営協力を行う。
講演会は、同防災会が地域の防災力向上を目的として2026年より開始した地域防災活動「宇奈月温泉〜つなぐ防災〜」の一環として実施されるもの。やまのはでは、本年4月にも同防災会の趣旨に賛同し、「宇奈月温泉応急救命講習会」を実施するなど、地域防災活動への協力を継続している。


やまのはは、多くの観光客が訪れる温泉地という特性を踏まえ、宇奈月温泉自主防災会を中心とした地域主体の防災活動に連携することで、防災意識の向上および災害時対応力の強化に取り組んでいる。
講演会は、宇奈月温泉の観光業・旅館業に携わる人びとを中心に、防災関係者や地域住民などが対象。和倉温泉「加賀屋」支配人・道下範人氏を講師として迎え、「能登半島地震発生時に加賀屋が執った行動とは」をテーマに講演予定だ。観光事業者としての対応にとどまらず、地域住民への支援も含めた防災のあり方についても語る。
道下氏は加賀屋の支配人として、能登半島地震での災害対応経験を有し、現在も復旧・復興に取り組む。また、全国各地で防災や危機対応に関する講演活動を行っており、宿泊業における災害対応や組織運営の観点から幅広い知見を発信している。講演会では、やまのは防火・防災管理者からも、館内における防災体制や設備面での備え、従業員の訓練など、宿泊施設としての防災対応についても共有する予定。
前述の「宇奈月温泉応急救命講習会」は、本年4月5日、13日、16日の3日間にわたり実施され、宇奈月消防署の消防士を講師として計3時間の「普通救命講習Ⅰ」の講習会として、宇奈月温泉地域住民および宇奈月温泉の従業員を対象に実施された。DVD視聴やデモンストレーションによる知識習得のほか、心肺蘇生法およびAEDの使用方法について実技講習が行われ、参加者は繰り返し実技に取り組み、緊急時対応力の向上に真剣に取り組んだ(やまのはが会場提供・運営協力)。
また、やまのは独自の取り組みとして参加者への非常食の配布を行い、防災 備蓄の重要性を体験的に学ぶ機会を提供した。
〈2026. 06. 16. by Bosai Plus〉

