新図記号 噴石から身を守る
「噴石シェルタ[退避ごう(壕)]」導入

 近年、地球規模で異常気象や巨大災害が相次ぐ。日本は東日本大震災の教訓から、言葉に頼らず図記号(ピクトグラム)で避難場所等へ人びとを迅速に誘導するための避難誘導標識システムを構築、2016年に「JIS Z 9098」を制定。この日本発の基準は国際的にも認められ、2022年に国際規格ISO 22578として発行された。

P5 4 新図記号「噴石シェルタ[退避ごう(壕)]」 - 噴石から身を守る新図記号も<br>避難誘導標識のJISを改正
新図記号「噴石シェルタ[退避ごう(壕)]」

 今回の改正は、この国際規格との整合性を図るとともに、津波避難に特化した別規格(JIS Z 9097)を統合し、近年のニーズに応え、新たに「火山噴火」や「地震」を適用範囲に追加し、噴石から身を守る「噴石シェルタ[退避ごう(壕)]」という新しい図記号(左画像)を導入している。

 これまでは自然災害の種類ごとに規定していたことから規定内容の重複が多く生じていた。そこで規定内容の重複を解消、すべての災害種別に共通する避難誘導標識システムの構成要件を統一して規定した。言葉が通じない状況や夜間の暗闇でも、誰もが瞬時に避難経路を把握できる標識・社会の実現をめざしているという。

日本規格協会:「言葉に頼らず」命を守る。災害時の避難誘導標識のJISを改正

〈2026. 04. 17. by Bosai Plus

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