能登半島地震の教訓を踏まえ 半島防災に備える

神奈川県の三浦半島にある横須賀、鎌倉、逗子、三浦各市と葉山町は、本年1月、防災などに広域連携で取り組む「三浦半島4市1町首町連携会議」(ファミリーミーティング)を発足させた。これまでも三浦半島4市1町は、「三浦半島サミット」の枠組みで地域の活性化を図ることを目的に連携を進めてきた。
しかし、昨年の能登半島地震の教訓を踏まえ、半島防災の観点から避難所の広域利用や物資供給、公共施設の共同利用のあり方などについての対応を目的に明確化、三浦半島サミットは解消する。また、今後想定される大規模自然災害に備えて、官民のノウハウを結集し、先端テクノロジーも有効活用した、強靭かつ持続可能な地域防災の仕組みづくりが求められることから、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と広域防災連携協定をこの5月21日に締結予定となっている。
神奈川県横須賀市:三浦半島4市1町が防災対策など連携枠組構築に向け始動
〈2025. 05. 21. by Bosai Plus〉