最先端の医療と公衆衛生対策を提供
世界トップレベルの「感染症総合サイエンスセンター」として、「国立健康危機管理研究機構(JIHS)」が2025年4月1日、誕生した。国立感染症研究所(NIID)と国立国際医療研究センターを統合した新組織で、基礎、臨床、疫学、公衆衛生にわたるすべての領域研究を統合的に推進し、最先端の医療と公衆衛生対策を提供する。

国立健康危機管理研究機構の4つの機能――
○情報収集・分析・リスク評価機能(Disease Intelligence)
感染症インテリジェンスにおけるハブとしての役割を担う。
○研究・開発機能(Research, Development and Innovation)
感染症危機の際には、臨床試験を含め研究開発のネットワークハブとして対応。
○臨床機能(Comprehensive Medical Care)
総合病院機能を備え、さらに高めていく。
○人材育成(Human Resource Development, International Cooperation)
産官学連携や国際的な人事交流などを通して多様な専門家の育成・確保。
〈2025. 04. 16. by Bosai Plus〉