日本の未来を担うこどもたちの笑顔を守るために
「一般社団法人日本保育防災協会」(東京都千代田区、代表理事:西畑進太郎)がこのほど発足した。「日本の未来を担うこどもたちの笑顔を守るために」保育に関わるすべての人に防災について考えてもらうきっかけづくりなど、下記が事業方針。
- 保育に関わる人に防災と向き合う機会をつくり保育業界全体の防災意識を高める
- 保育業界におけるBCP(事業継続計画)策定の推進
- 保育者に向けてコミュニケーションの場を提供し、交流を図る
主な事業は、保育者向けのイベント、講演等の開催、BCP(事業継続計画)策定に関する広報活動、保育防災関連の情報発信――としている。
同協会の代表理事・西畑進太郎氏は株式会社ニシハタシステム(大阪府堺市、代表取締役・西畑恭二)の専務取締役で、ニシハタシステムはIP無線機や緊急地震速報機の提供を本業としている。ニシハタシステムはこの事業を通じて全国の保育施設(幼稚園・こども園・保育園・学童等)、そして保育者、保育施設の運営理事長や園長とのコンサルティングを通じて、園の災害対策を支援することになった。
同社は、「当たり前の防災を体現する」を理念に、昨年(2022年)9月1日〜7日の平日5日間、全国の保育関係者を対象としたウェブセミナー「2022 保育防災カンファレンス」を開催。5日間の参加者数は累計で1000名を超え、終了後のアンケートでは98.5%以上の参加者が「保育×防災」を見直したと高い評価だったという。
〈2023. 10. 16. by Bosai Plus〉