来街者への防災情報発信力を強化

 「ホワイティうめだ」と言えば、大阪市梅田の各駅と施設とまちを連絡する機能を有し、1日約40万人を超える来街者が訪れる日本最大級の複合商業地下街。大阪市内6地下街を管理・運営する大阪地下街株式会社が、「ホワイティうめだ」全館の天井部を中心にデジタルサイネージ204面を設置、2022年3月中旬から情報サービスを開始する。

P5 3 デジタルサイネージ設置イメージ - 大阪地下街〈 ホワイティうめだ〉に<br>デジタルサイネージ
デジタルサイネージ設置イメージ

 デジタルサイネージの設置は、平時はニュース速報と天気予報のほか、お知らせや広告媒体として活用し、より安心・安全で豊かな都市生活空間の創造を実現する目的。
 いっぽう、地震・水害など非常時の情報展開では、視覚化して的確に情報伝達するための装置として、Lアラート情報を自動的に配信。また非常放送設備、自動火災報知設備、緊急地震速報との連携で、火災・地震などを自動切替表示するほか、現場の操作PCからマニュアル操作により、火災発生・避難情報を多言語化して発信することも可能だ。

 さらに、停電時は、2次電源で情報を発信。地下街全域に的確な情報を伝達する仕様となっている。

大阪地下街:〈ホワイティうめだ〉に204面のデジタルサイネージ

〈2022. 01. 20. by Bosai Plus

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