本紙は本年2月15日付け記事「ムーンショット――明日の、30年後・50年後の防災はいかに」で国のプロジェクト「ムーンショット型研究開発」を取り上げた。この「ムーンショット」の消防版、かつ小学生版とも言えるのが、株式会社モリタホールディングスの「未来の消防車アイデアコンテスト」かもしれない……

 気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される場合に、暑さへの「気づき」を呼びかけ国民の熱中症予防行動を効果的に促す「熱中症警戒アラート」について、この4月28日から全国で運用を開始している。近年、熱中症搬送者数が著しい増加傾向にあることから、熱中症関連情報をどのように発信して、国民の効果的な予防行動につなげるかが課題となっていた……


 八ッ場(やんば)ダムが運用を始めてから去る4月1日で1年。これに合わせるように、その水没地域の発掘調査の成果と、1783(天明3)年の浅間山大噴火で起こった「天明泥流」で埋もれた村落の出土品を展示する博物館「やんば天明泥流ミュージアム」(群馬県吾妻郡長野原町 林)が、4月3日オープンした……