《本紙特約リポーター:片岡 幸壱》

 「2019年度インターカレッジ西宮 第4回」(主催=西宮市大学交流協議会・西宮市)が去る9月26日、西宮市大学交流センター(兵庫県西宮市)で開催された。大学共同講座は専門分野の講義をリレー式で行うもので、今回の共通テーマは「変容する災害に備えて 防災・減災、復旧・復興」。

 第4回目として開講された大学共同講座には、一般など約20人が参加。景山佳代子・神戸女学院大学文学部総合文化学科・准教授による「原発災害と復興」と題しての講演が行われた。

原発災害と復興について語る景山氏

 景山氏は、「福島の原発災害についての基本情報、福島視察、原発災害8年目の声」などについて取り上げて、「避難指示解除は進んでいるが、原発災害はまだ終わっていない」と語った。

 この講演によって、東日本大震災から8年が過ぎても「除染、地域コミュニティ、風評被害、復興」など問題点はまだまだ多いと改めて感じた。東日本大震災のその後に関するニュース・情報は減ってきているが、各個人が原発災害に関心を持ち、それぞれの立場でできる支援を継続していくことが復興につながるのだ。

▽本紙特約リポーター:片岡 幸壱
 神戸市在住。中学2年のとき阪神・淡路大震災に遭遇、自宅は全壊したが家族は全員無事避難。学生時代より取り組んでいる防災を仕事と両立しながら、ライフワークとして、ユニバーサルデザイン(UD)などのイベント・ボランティア参加を続けている。聴覚障害を持つ防災士としても活躍中。

参考リンク:
西宮市大学交流センター
神戸女学院大学
 地域創りリーダー養成プログラムで「防災ウォッチ」と名づけた防災教育ツールを開発

〈2019. 10. 06.〉

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