町民とともに祝う社員内定式
ーー地域との共生を図る
2027年入社予定の新卒3名を自治会長・町民らが迎え、
自治会との防災訓練も同時開催
■ 「地域とともに歩む企業活動」を社是として
静岡県浜松市の総合建設会社・常盤工業株式会社は先ごろ、昨年に引き続き、所在地である新津町民とともに祝う内定式を行った。来年2027年4月に高校卒業・入社予定の新卒3名を迎え、新津町自治会長と同町民有志、そして常盤工業社員を合わせて約60名が参加、常盤工業社長挨拶、自治会長からの祝辞、内定証書授与などが滞りなく行われた。


常盤工業は、2026年に創業100周年を迎えた浜松市に本社を置く総合建設会社。本社社屋「ときポート」は、太陽光や地下水などの自然エネルギーを活用した環境配慮型のZEB(Net Zero Energy Building)オフィスとして運用され、省エネ大賞やSDGs建築賞などを受賞している。
いっぽう、学生・地域向けの見学会や環境学習、災害協定を通じて、持続可能なまちづくりにも取り組み、これまで新津町自治会との災害時協定の締結や、神社の環境整備などを通じて、地域とともに歩む企業活動を続けてきた。
今回の内定式も、次世代を担う新入社員が「地域に支えられ、ともに歩む」という同社の企業姿勢を実感する機会として実施。また、当日は地域住民と合同で防災訓練も行い(一昨年に続き3回目)、協定内容の理解促進と地域の防災力を高めることを目指した。
● 災害時に復興の主力を担う建設業として、地域とともに備える
当日同時に行われた防災訓練では、①社屋の一時避難所の見学、②井戸水の取水・試飲等、③AED体験、④消火体験、⑤そのほか社員用の未利用災害備蓄品、太陽光発電や電気自動車からの給電などの見学や体験を実施した。

常盤工業は合同防災訓練の目的として、「合同防災訓練を実施することで町民との協力意識を高め、協定内容の理解定着を行うことで、実効性を持った災害協定としていく。例えば、地下水をどのような容器で取水して、どのように運ぶか(高齢者世帯は重くて運べない)など、訓練を通して同社、自治会、町民がそれぞれ課題に気づき、その課題を改善していくことで、実際に活用できる災害協定にしていく」としている。
常盤工業は、いずれ確実に発生する東海地震を含む各種災害に地域とともに立ち向かう強靭性を高めるため、2024年3月、同社がBCPとして社屋に備えている機能を積極的に地域へ開放しようと、新津町自治会との災害協定を締結した。さらに災害時に復興の主力を担う建設業として、地域とともに備えておくことが復興のスピードを早めて、地域社会全体へ貢献度を高めるものと考えているという。

常盤工業:町民と共に祝う内定式 企業と地域の合同災害訓練も同時開催
〈2026. 10. 13. by Bosai Plus〉
