非常食とは一線を画する「災害食」
 注目される受賞製品

 一般社団法人防災安全協会主催「災害食大賞©2021」のエントリー受付が始まった。昨年の「災害食大賞©2020」はコロナ禍でやむなく中止となったが、本年はエントリー部門として、①うまみ部門、②アレルギー対応部門、③新製品・セット部門に加えて、新たに新しい日常備蓄として普及してきた④ローリングストック部門、⑤缶詰部門を設けて実施する。後援は、日本食育学会、日刊工業新聞社、日本防災産業会議。

P3 3 「災害食大賞2019」の受賞者と関係者一同 - 「災害食大賞 2021」エントリー開始
「災害食大賞2019」の表彰式で

 エントリー締切りは2021年4月30日。プレス発表は2021年5月20日前後を予定。表彰式は、2021年5月22日にレイクタウン防災フェスタ2021を会場に予定(*コロナ感染症拡大次第では中止または変更の可能性あり)。
 審査員は、奥田和子・甲南女子大学名誉教授、田島眞・日本食育学会会長、国崎信江・危機管理教育研究所代表、黒川勇人(缶詰博士)の各氏。

 「災害食」は、災害時でもできるだけ日ごろの食事に近いものをとることで“健康二次被害”を防ごうという趣旨から非常食とは一線を画する。近年は食品メーカーの研究・開発の成果として長期保存食でも安全性、機能性、栄養面はもとより味覚的にも優れた商品が増えており、災害食としての価値を高めており、「災害食大賞©」が注目されている。

>>防災安全協会:「災害食大賞©2021」エントリー開始

〈2021. 04. 19. by Bosai Plus

コメントを残す