「防災」を独自に強化する自治体…
「9月1日・防災の日」は全国共通

P6 2 姫路市「仙台防災枠組2015‐2030中間評価報告書」(表紙より) - 姫路市<br>4月から毎月17日は<br>「ひめじ防災家族会議の日」に
姫路市「仙台防災枠組2015‐2030中間評価報告書」

 兵庫県姫路市は、2015年に仙台市で開催され「第3回国連防災世界会議」で採択された国際的な防災の指針「仙台防災枠組」に基づき、同市の防災・減災対策の取組みを整理、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科による評価を受け、2026年2月に「中間評価報告書」をとりまとめた。中間評価を実施した団体としては、自治体レベルでは仙台市に次いで2例目、大規模災害の被災地になっていない自治体としては全国初の取組みだ。
 姫路市は、中間評価報告書に基づき、発生確率が年々高まる南海トラフ巨大地震への備えが求められていることに加え、阪神・淡路大震災の記憶・教訓を風化させることなく、市民一人ひとりの防災意識の向上を図ることを目的に、本年度(2026年度)4月から毎月17日を「ひめじ防災家族会議の日」として定めた。

 同市では、「ひめじ防災家族会議の日」にあわせ、毎月17日に市民が取り組める防災・減災対策や防災イベントなどの情報を、防災行政無線をはじめ姫路市公式LINE、姫路市危機管理室公式X、登録制メール配信サービス「ひめじ防災ネット」、防災アプリなどで知らせる。
 市では、災害を他人事ではなく「わがこと(自分事)」として防災意識を高めるよう市民に働きかけることにしている。

姫路市:毎月17日を「ひめじ防災家族会議の日」とします!

 

P6 1 毎月17日は「ひめじ防災家族会議の日」 - 姫路市<br>4月から毎月17日は<br>「ひめじ防災家族会議の日」に
毎月17日は「ひめじ防災家族会議の日」

 ちなみに、「9月1日・防災の日」は全国共通だが、この日を独自に強化する自治体が多い。
 自治体が独自に「防災の日」や「防災意識向上のための特定日」を制定している事例としては、岩手県「いわて津波防災の日(3月11日)」(東日本大震災の教訓継承)、宮城県「みやぎ津波防災の日(11月5日)」(世界津波の日と同日)、関東大震災の被災地である東京都の「都民防災の日(9月1日)」、同じく東京都「帰宅困難者対策の日(毎月10日)」、神奈川県「かながわシェイクアウトの日(毎年1月26日)」、新潟県「中越地震防災の日(10月23日)」、新潟市「新潟地震の日(6月16日)」(1964年新潟地震の教訓継承)、静岡県「地域防災の日(12月第1日曜日)」、兵庫県「ひょうご安全の日(1月17日)」(阪神・淡路大震災の発生日)、 神戸市「神戸市シェイクアウトの日(1月17日)」、高知県「南海地震防災の日(11月5日)」(世界津波の日と同日)。

 なお、8月26日は「火山防災の日」(日本初の火山観測所が浅間山に設置された1911年の同日)となっているが、火山については、熊本県が「阿蘇火山防災の日(9月14日)(阿蘇山噴火の教訓継承)、鹿児島県が「桜島火山防災の日(毎年1月12日)」(1914年桜島大正噴火の日)をとくに制定している。

〈2026. 03. 17. by Bosai Plus

コメントを残す