P6 1 前夜に大雨でも翌朝には排水が可能 - 佐賀県武雄市に 新時代の公園<br>「HONDA TAKEO PARK」 誕生

ハイブリッドパーク「asobiba(アソビバ)」

● 防災、カフェ、芸術文化、モビリティなど、多彩な要素が融合した公園

 株式会社ホンダカーズ中央佐賀(佐賀市)が本年4月、佐賀県武雄市武雄町の国道34号六田交差点そばに、大雨時に雨水をためる遊水地機能を持つ公園を備えた店舗「HONDA TAKEO PARK/asobiba(アソビバ)」をオープンした。
 敷地面積は約1万3千平方mで、九州のホンダディーラーでは最大級の広さ。この店舗にはショールームや事務所のほか整備工場は12ピットが並ぶ。同社は「HONDA TAKEO PARK/asobiba(アソビバ)」を、防災・観光・文化資本・地域を横断して多角的な貢献をめざすとして、“新時代のハイブリッド公園”へと進化させている。

P6 1 前夜に大雨でも翌朝には排水が可能 - 佐賀県武雄市に 新時代の公園<br>「HONDA TAKEO PARK」 誕生
左写真は公園内の貯水池。右:今夏、8月10日夜9時ごろの大雨の様子。一定量雨水が貯まると貯水池として機能し、排水する仕組み
P6 2 アソビバ防災デーとアソビバ・マルシェ&マーケット - 佐賀県武雄市に 新時代の公園<br>「HONDA TAKEO PARK」 誕生
6月には梅雨を前にアソビバ防災デーと題して楽しむ防災を訴求。毎月のようにasobibaマルシェ・マーケットを開催

 1999年8月、2021年8月の豪雨で武雄市は甚大な被害を受けたが、ホンダカーズ中央佐賀は、近年ますます激甚化する気象災害・浸水被害に負けない「治水対策」と、「人びとの憩いの場」、さらには「観光文化資本の場」の合体の魅力の活用で相乗効果を生み出そうというもの。
 「HONDA TAKEO PARK/asobiba(アソビバ)」は、地方創生・新たな観光・地域貢献の挑戦として、防災、カフェ、芸術文化、モビリティなど、多彩な要素が融合する、いわばハイブリッドパークだ。

 今夏は、治水対策の貯水池を利用して7月、8月、酷暑の続くなか、『asobibaみずあそび』と冠した水遊びイベントを開催、暑さ対策をしながら多くの子どもたちが参加し、家族連れやホンダカーズやカフェを訪れる多くの人でにぎわった。

P6 3 治水対策の貯水池を利用して夏場は『asobibaみずあそび』に - 佐賀県武雄市に 新時代の公園<br>「HONDA TAKEO PARK」 誕生
ミニプールやスプリンクラーで水あそびも

 また、市の防災減災課を招いて、災害時は避難所となる施設・建物の紹介や、ボランティア団体を招いての防災グッズや車中泊避難時の注意点などの情報共有、そして関係会社による大雨時の止水板や車両浸水防水シートの使い方の勉強会など防災施策の充実を図るほか、おむすび、米粉のシフォンケーキ、綿菓子、里の駅北方野菜、自然食品などの販売、さらには耳つぼジュエリー、ヘッドリフレ、ドローンシューティング体験など、市民の交流の場ともなっている。

ホンダカーズ中央佐賀:新時代の公園”が誕生 HONDA TAKEO PARK「asobiba(アソビバ)」

〈2025. 11. 12. by Bosai Plus

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