6月21日 体験イベントをBayside Curia 2025港区万博で開催
● 新しい防災アプローチ “見て学ぶ防災”から“文化体験から学ぶ防災”へ
株式会社TBWA HAKUHODO（東京都港区）と、一般社団法人FUKKO DESIGN（東京都渋谷区）、山口照美（大阪市港区長）の「おもてなし防災」プロジェクトチームは、大阪・関西万博で増え続けている訪日外国人の防災意識向上をめざし、茶道体験中に震災体験ができる起震車「ゼッタイに楽しめない茶道体験」を開発。6月21日に大阪市港区で行われる「BaysideCuria 2025 港区万博」の赤レンガ倉庫横広場で、この体験イベントを実施する。
「ゼッタイに楽しめない茶道体験」は、“いつ来るかわからない地震”をテーマにした移動型の茶道体験。訪日外国人に人気の「茶道体験」を起震車の中で実施。茶室を車内に設け、日本の「心を整える」伝統文化と、「突然起こる地震」という“アンビバレント”な現実を同時に体感できる新しい試みだ。
――茶道の先生が一服のお茶を点（た）て、訪れた人びとに静けさと礼を伝えるが――不意に揺れる空間での茶道というユニークな試みにより、心を整える日本文化と突然の地震という“動と静”を同時に体感、これまでにない起震車体験を提供しようというもの。
「おもてなし防災」プロジェクトではこれまで、啓発ポスターや非常時に使える防災ポーチなどの開発を行ってきたが、今回の取組みでは、「見て学ぶ防災」から「文化体験から学ぶ防災」へと進化させ、エンタメを通じて防災の大切さを伝える趣旨。
6月21日に大阪市港区で行われる「BaysideCuria 2025 港区万博」の赤レンガ倉庫横広場で同イベントを行う。訪日外国人だけでなく、日本人の希望者も無料で体験できる。
なお、体験者保護のため、主催者側の判断で乗車不可と認められる人（乳児、妊娠中、酒気帯び、高血圧・心臓疾患のある人など）は体験できない。
TBWA HAKUHODO：茶道×地震体験「ゼッタイに楽しめない茶道体験」
〈2025. 06. 16. by Bosai Plus〉