「東京トイレ防災マスタープラン」を公表
東京都は首都直下地震などの大規模災害に備えた「東京トイレ防災マスタープラン(素案)」を去る2月14日に明らかにし、「どこにいても徒歩5分以内に衛生的なトイレを利用できるよう、区市町村と連携して災害用トイレの整備を進める計画案」をとりまとめた(本紙3月6日付けで既報)。
都民から意見募集し、その意見を踏まえて、このほど(3月28日)、東京都「災害時のトイレ対策」として「東京トイレ防災マスタープラン」を改めて公表した。

それによると、災害時における都民の尊厳と健康を守るため、質の高いトイレ環境を確保し、災害時に必要なトイレを、適切な場所に十分な数量を確保、トイレ使用を控えることによる健康障害等の防止及び在宅避難の継続をめざす。
また、災害時トイレ空白エリアを解消、人口密度に応じたトイレ充足度の向上をめざした適正配備を行い、十分な災害用トイレを確保し、多様な避難者に配慮した快適で衛生的なトイレ環境を整備するなどとしている。
東京都:災害時のトイレ対策(「東京トイレ防災マスタープラン」)
〈2025. 04. 07. by Bosai Plus〉