戦後の混乱期だった1947年(昭和22年)9月14日~15日、利根川流域の1都5県(東京、群馬、埼玉、栃木、茨城、千葉)を猛烈な雨を伴う台風が襲いました。有名な「カスリーン台風」です。全国で1100人の犠牲者が出たほか、家屋浸水30万3160戸、家屋の倒半壊3万1381戸と台風としては破格の被害規模となりました……