映画「Fukushima 50」ブルーレイ、DVD化
 11月6日に発売

 福島第一原発事故で施設内に残った職員らを描いた映画「Fukushima 50」(若松節朗監督。佐藤浩市、渡辺謙ら出演)がブルーレイ、DVD化され、11月6日に発売される。販売元は株式会社KADOKAWA、問合せ先は産経iD事務局。

P6 1 「Fukushima 50」ブルーレイ広報資料より - “イチエフ”を襲った史上最大の危機
11月6日に発売される映画「Fukushima 50」ブルーレイ、DVD

 映画「Fukushima 50」は、本年3月に公開され大ヒットした。そのストーリーは――
 「2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災発生。福島第一原発を襲う、史上最大の危機に、原発内で戦い続けた50人の作業員たち。本当は何が起きていたのか? 何が真実か? マグニチュード9.0、最大震度7という巨大地震が起こした想定外の大津波が、福島第一原子力発電所(イチエフ)を襲う。

 浸水により全電源を喪失したイチエフは、原子炉を冷やせない状況に陥った。このままではメルトダウンにより想像を絶する被害をもたらす。1・2号機当直長の伊崎ら現場作業員は、原発内に残り原子炉の制御に奔走する。全体指揮を執る吉田所長は部下たちを鼓舞しながらも、状況を把握しきれていない本店や官邸からの指示に怒りをあらわにする。
 しかし、現場の奮闘もむなしく事態は悪化の一途をたどり、近隣の人びとは避難を余儀なくされてしまう。
 官邸は、最悪の場合、被害範囲は東京を含む半径250㎞、その対象人口は約5000万人にのぼると試算。それは東日本の壊滅を意味していた。
 残された方法は“ベント”。いまだ世界で実施されたことのないこの手段は、作業員たちが体一つで原子炉内に突入し行う手作業。外部と遮断され情報もないなか、ついに作戦は始まった。皆、避難所に残した家族を心配しながら――全ての人に贈る、真実の物語」

P6 2 映画「Fukushima 50」予告編より(YouTubeより) - “イチエフ”を襲った史上最大の危機
映画「F u k u s h i m a 5 0 」予告編より(YouTube)。本文リンクから視聴できる

 スタッフは、監督:若松節朗(『沈まぬ太陽』『空母いぶき』『柘榴坂の仇討』『ホワイトアウト』)、脚本:前川洋一(「軍師官兵衛」)、撮影:江原祥二(『進撃の巨人』『マスカレードホテル』『のぼうの城』『テルマエ・ロマエII』)、照明:杉本崇(『進撃の巨人』『信長協奏曲』『本能寺ホテル』『テルマエ・ロマエII』)、録音:鶴巻仁(『検察側の罪人』『ALWAYS三丁目の夕日』『SPACE BATTLESHIPヤマト』)、編集:鄺志良、特撮・VFX:三池敏夫(『シン・ゴジラ』『のぼうの城』『日本沈没』)、美術:瀬下幸治(『キングダム』『ゼロの焦点』)、音楽:岩代太郎(『レッドクリフ』『ミュージアム』『空母いぶき』『新聞記者』)、そして原作は門田隆将の「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)。

P6 3 映画より - “イチエフ”を襲った史上最大の危機
映画「Fukushima 50」の主なキャスト(広報資料より)

 キャストは、佐藤浩市、渡辺 謙、吉岡秀隆、緒形直人、火野正平、平田満、萩原聖人、吉岡里帆、斎藤工、富田靖子、佐野史郎、安田成美。
 産経iDでは特典DVD付きの「ブルーレイ豪華版」(7370円。税込み、送料別)の予約を受け付けている。ブルーレイには本編のほか、実在の関係者“リアル50”と原作「死の淵を見た男・吉田昌郎と福島第一原発」の著者、門田隆将氏によるオーディオコメンタリーなどを収録。特典DVDにはメイキング映像などを収録している。

▼仕様
 ディスク(予定): 本編Blu-ray 2層ディスク 特典DVD:片面2層、画面:16:9 スコープサイズ、音声:1.日本語 Dolby TrueHD 5.1ch 2.日本語 バリアフリー音声ガイド、字幕:バリアフリー日本語字幕、本編分数:本編122分

>>産経iD:映画「Fukushima 50」ブルーレイ、DVD化

〈2020. 11. 02. by Bosai Plus

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